か行 河合奈保子『Invitation』 「SWEET MEMORIES」にも通じる、フェミニン路線の佳作 前作「けんかをやめて」の成功を受けて、今回も竹内まりや作品で続投。 そのせいで、やや二番煎じの感は否めないが、この作品もまりやらしいフェミニンな魅力に富んでいる。 奈保子たっ... 2019.01.06 か行
か行 河合奈保子『けんかをやめて』 曲・歌詞の完成度に対し、安っぽいアレンジが泣き所 「脱・アイドル」を模索してリリースされた第1弾シングル。 当時の「脱・アイドル」としては王道である、ニューミュージック志向だ。 松田聖子のユーミン起用に対抗して、奈保子陣営は、堀ちえみ「待ち... 2019.01.06 2019.10.03 か行
か行 河合奈保子『スマイル・フォー・ミー』 河合奈保子の個性が全面開花した、初期の代表作 前作「17才」での、スピーディーなサウンドに乗せたグルーブ歌唱(?)に気をよくしたのか、今回はメジャー調で同傾向の作品にトライ。作曲はデビュー曲「大きな森の小さなお家」と同じ、馬飼野康二が担当。... 2019.01.06 か行
か行 河合奈保子『ヤング・ボーイ』 曲作りは80年代アイドル歌謡の原型 前作「大きな森の小さなお家」では、彼女の「顔は童顔で愛らしいが、体は肉感的」という大場久美子なビジュアルにこだわり、麻丘めぐみ的なロリータ手法で作品制作(主に歌詞の面で)を試みて、見事失敗に終わった。 対... 2019.01.06 か行
か行 河合奈保子『ラブレター』 結婚後TVドラマでも見なくなって、“ひたっちくん”(←日立信販)の紙広告ぐらいしかお目に掛からなくなったナオナオこと河合奈保子ですが、いつの間にかママになってワイドショーに登場していました。そこで今回はナオナオのNHKホールの事故後復帰第一... 2019.01.06 か行
か行 河合奈保子『ラブレター』 80年代アイドルの中では最優秀歌唱賞レベル これは傑作だと思う。 曲・歌詞・アレンジ、全ての面で合格点だが、なんといっても一番の魅力は河合奈保子の歌唱である。 「17才」で開花した”グルーブ歌唱”が、この作品では全編に冴え渡る。 曲作りも、... 2019.01.05 か行
か行 河合奈保子『愛してます』 明らかに山口百恵を意識した「港町歌謡」 これまでのメジャー志向とは打って変わって、今回はドメスティックなマイナー調サウンド。 「ヤング・ボーイ」で引き出した、彼女の「真面目さ」「ひたむきさ」といったキャラクターの持ち味をより明確するために、... 2019.01.05 か行
か行 河合奈保子『愛をください』 「奈保子サウンド」の調和を乱す奇妙な歌詞 前作「ラブレター」では”片想い”がテーマだったが、今回は一歩進んで「失恋をも乗り越える執念(?)」がテーマ。 こうした微妙な女性心理の表現には、女性スタッフがふさわしいとの判断か、今回は作家陣が全て... 2019.01.05 か行
か行 河合奈保子『夏のヒロイン』 河合奈保子の最高傑作 アップテンポのメジャー調サウンドに乗せて、恋の喜びを表現するというコンセプトは、1年前の「スマイル・フォー・ミー」と共通している。スタッフも作詞・作曲は「スマイル~」と同じ布陣だし。 しかし今回、アレンジは大村雅朗では... 2019.01.05 か行
か行 河合奈保子『大きな森の小さなお家』 メルヘンを装いつつ、女性性を暗喩する怪作 河合奈保子のデビュー曲。 彼女の明朗なキャラクターを生かすべく、メジャー調でミディアムテンポのサウンドに仕立てている。曲は榊原郁恵や石野真子あたりを彷彿とさせる、典型的な70年代アイドルポップスだ。... 2019.01.05 か行