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河合奈保子『ラブレター』

河合奈保子『ラブレター』
発売日 1981.12.05
作詞 竜真知子
作曲 馬飼野康二
編曲 若草恵

結婚後TVドラマでも見なくなって、“ひたっちくん”(←日立信販)の紙広告ぐらいしかお目に掛からなくなったナオナオこと河合奈保子ですが、いつの間にかママになってワイドショーに登場していました。そこで今回はナオナオのNHKホールの事故後復帰第一弾シングル「ラブレター」を紹介します。

「ラブレター」はオリコン最高位11位・売上21.2万枚でした。ナオナオは結構珍しい11位ホルダーで「ヤング・ボーイ」と同様サビから無理矢理メジャーに転調する4thシングル「17才」とカスタネットの小道具が懐かしい「ムーンライト・キッス」もオリコン最高位11位でした。

作詞は「いちごの片想い」「もう一度逢えますか?」「サニーサイド・コネクション」等の竜真知子。内容は情けないほどの片想いソングで8小節の頭サビでは♪好ーきーでーっすぅ~言えないけど、と連呼します。
でも中サビ♪ためらい ライライ ラブレター、のアイドルの王道を行くキャッチーさは最高!続く♪なぜかふるえる ゆーびーさっきー、のメロとアレンジと振り付けのシンクロ具合は完璧です。

作曲は80年代前半筒美京平と共に大活躍した職業作家:馬飼野康二。他には「艶姿ナミダ娘」「Love Light」等手掛けています。筒美京平と同様あれこれ仕掛けの多いメロディーを書く人ですが、この曲はシンプルな作りになっています。編曲は「難破船」・浜田朱里「想い出のセレナーデ」から演歌まで幅広い若草恵。

ボーカルは鼻声系ですが、堂々とした唄いっぷりに好感が持てます。気持ちナチュラル#系だと思います。ヴィジュアルに目が奪われがちな人だった訳ですが、シンガーとしての才能はかなりあるのではないでしょか?
自分で曲を書き始めて頭声を使い出してつまらなくなりましたが、歌に専念すればまだまだイケるはずです。

S55年(1980)組の中では松田聖子の次に成功したナオナオですが、竹内まりや作「けんかをやめて」「Invitation」・来生たかお作「疑問符」などありますが、聖子・芳恵・良美に比べて職業作家を起用する比率が高かったのが最大の違いでありましょう。

またグラマラスな割には年相応の歌を歌ってもあまり色気を感じさせない不思議なキャラクターの持ち主でもあります。清純派ぶりは出産後の退院会見でも健在でした。しばらくは育児に専念するそうですがシンガー河合奈保子の復活を期待したいところです。(『コレクション』河合奈保子、他)

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