70-80年代アイドル・芸能・サブカル考察サイト

70-80年代アイドル楽曲レビュー

か行

小泉今日子『あなたに会えてよかった』

第1回の石川ひとみも大好きだったアイドルですが、今回は現役の小泉今日子「あなたに会えてよかった」をご紹介します(オリコン最高位1位、売上105.4万枚)。大好きな曲がたくさん有るので選ぶのが大変です。 作詞はS63(1988)年の「GOOD...
か行

小泉今日子『ひとり街角』

アレンジだけが妙に気忙しいアナクロ歌謡 第3弾シングルにして、やっとオリジナル作品をリリース。さすがに気が引けたのか、単なるネタ切れか。今回はアナクロ路線の彼女らしからぬ、三浦徳子・馬飼野康二という、80年代らしい作家陣だ。しかし、出来あが...
か行

小泉今日子『まっ赤な女の子』

70年代アイドル歌謡を、80年代的解釈でここに再現 結論から言ってしまうと、「ひとり街角」や「春風の誘惑」では、「私の16才」をモチーフに、70年代アイドル歌謡をやや80年代的な味付けで再現したような趣きがあったのだが、この「まっ赤な女の子...
か行

小泉今日子『クライマックス御一緒に』

単なる企画モノ扱いでは、あまりにもったいない傑作 フジTV系『月曜ドラマランド・あんみつ姫』の主題歌。 『あんみつ姫』は小泉本人が主演した、『月曜ドラマランド』屈指の人気シリーズ。 ただし、厳密に言うと、これは小泉今日子のシングルではなく、...
か行

小泉今日子『ヤマトナデシコ七変化』

60年代歌謡を80年代アイドルで再現した意欲作 なんといっても、この奇妙奇天烈なタイトルが目を引くわけだが、作品自体、かなりの力作である。 「艶姿~」同様、この歌もタイトルが先に決定してからの楽曲制作だったのだろうが、康の歌詞・筒美の曲・若...
か行

小泉今日子『艶姿ナミダ娘』

小泉からコイズミへ、「ブッ飛び路線」がようやく解禁? この歌の目玉は、なんといってもタイトルだ。「艶姿ナミダ娘」って・・・・シブがき隊顔負けのブッ飛びぶりだ。 おそらく、これはタイトルが最初に決まっていて、このコンセプトに基づいて楽曲が制作...
か行

小泉今日子『私の16才』

初期のアナクロ路線は松本伊代との差別化 小泉今日子のデビュー曲。 オリジナル作品ではなく、70年代のB級アイドル、森まどかの「ねぇねぇねぇ」のカバーだそうだ。 「だそうだ」というのは、僕は元歌も森まどかの事も、全く知らないから。 よって、元...
か行

小泉今日子『春風の誘惑』

「私の16才」+「ひとり街角」÷2=「春風の誘惑」 この作品で気になるのは作家陣。誰?篠原ひとしって。誰?緑一二三って。 前作でのメジャーなスタッフとは打って変わって、今回は極端にマイナーな布陣。(もちろん萩田光雄は除く) どこでどう、この...
か行

小泉今日子『素敵なラブリーボーイ』

アメリカンなセンス漂う、"チアガール歌謡"の秀作 またしてもオリジナル作品ではなく、今度は林寛子の同名曲のカバーである。 この元歌も僕は知らないので、比較対象できないのが辛いところなのだが。 情けないけど。 作品自体はなかなかの出来栄え。 ...
か行

小泉今日子『半分少女』

80年代筒美作品の中では最重要作品のひとつ 前作「まっ赤な女の子」ではテクノポップ調に挑戦した小泉だが、この作品では再びアナクロ路線へ。 なんでも「まっ赤な~」の過激さに筒美京平が危惧して、安全策のような形でこの作品を提供したのだとか。 別...