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薬師丸ひろ子『Woman“Wの悲劇より”』

薬師丸ひろ子『Woman“Wの悲劇より”』
発売日 1984.10.24
作詞 松本隆
作曲 呉田軽穂
編曲 松任谷正隆

最近通勤用の松田聖子MDを録音したんですけど、やっぱユーミンは凄いなぁ、と思う今日この頃。そこでユーミンがペンを取った作品をご紹介します。薬師丸ひろ子の4th.シングル「Woman」をご紹介します(オリコン最高位1位、売上37.3万枚)。

作詞は2nd.シングル「探偵物語」から引き続きの松本隆。映画も小説も見てないんでどのくらい歌詞がシンクロしてるのかがわからないのですが、“せめてもう少しそばにいて”と、もう上手く行かない男性に対する未練が綴られています。星もきらびやかに使われていて、サビには松本隆が好きな「船」が出てきます。

作曲は呉田軽穂ことユーミン。A-A”-B-A”-B-A”の構成。ミディアムスローのマイナーなメロディー。Aメロは結構王道なフーレジング。転調するサビからがまさにユーミン的。やはり譜割と音階なんでしょうね。個性が出てます。そしてキャッチーと言うよりかは、耳にこびりついて離れない妖しいメロディーです。

アレンジはユーミンの良きパートナー松任谷正隆。こちらも実に正隆さん的なアレンジ。キーボードの醸し出す雰囲気とか、リズム隊にベースといつもの上品な松任谷ワールド。ストリングスもゴージャスな演出をしており重厚なサウンドを作り上げています。

ボーカルは好き嫌いがハッキリ別れそうな声質。清純さとババ臭さが紙一重って感じ。わざと不安定に力を抜く辺りなどかなり不気味です。でも歌声に芯があるというか歌詞の聴き取りやすさもあり、上手に歌のヒロインを演じていると思います。ご存知大ヒット「セーラー服と機関銃」でデビューしたわけですが、年齢(人気)と共にセールス的にきつくなったのはいたしかたのない所。でも作品にも恵まれ女優の片手間といった感じの少ない好プロダクツを数多く残しました。(from『ベスト・コレクション』)

 

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