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タッキー&翼

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デビュー:2002.08.01
デビュー曲:Hatachi100%(アルバム)(2002.09.11)

タッキーアンドつばさ。男性アイドルデュオ。2002年8月1日結成。2018年9月10日に解散。
略称:タキツバ、タキツ。ファンネーム:安藤、安藤さん(「&」の部分が由来)。

他のジャニーズアーティストとの差別化を図るため、歌唱時の基本スタイルは、スタンドマイクを使用して仁王立ちしたまま、主に腕の振り付けのみで踊ることを独自のコンセプトにしていた。

[メンバー]

[関連ソロ・ユニット]

滝沢と今井の2名は、ジャニーズJr.の中でもトップ、リーダー格として活動し、2002年8月1日に「タッキー&翼」として正式にユニットが結成される以前の、2001年5月の時点で既に、ジャニーズJr.のコンサートツアーに「タッキー&翼 21世紀の対決」というタイトルが付けられるほどだった。

翌2002年2月25日には、ジャニーズJr.のカレンダーが「滝沢秀明/今井翼/ジャニーズJr.カレンダー 2002~2003」のタイトルで発売、同年3月からのジャニーズJr.のコンサートツアータイトルも、「Johnny’s Jr. Concert タッキー&翼 ジャニーズJr.総出演!」と名付けられた。更には「Tackey&Tsubasa in Taipei」と題して、同年5月に2人で台湾でコンサートを行うなど、「タッキー&翼」という名称はかなり早い段階から、2人に対する“通称”として頻繁に使用されていた。

芸能界史上初めてレコードデビュー前に海外でコンサート公演を行った2人だったが、ジャニーズ事務所社長のジャニー喜多川は当初、滝沢のソロデビューを計画していた。しかし滝沢は今井と2人での活動を希望。その結果、2002年8月1日に「タッキー&翼」として正式にユニットを結成し、同年9月11日にCDデビューすることが発表された。

通称に過ぎなかった「タッキー&翼」の呼び名がそのまま正式なユニット名に決まった理由は、ジャニー喜多川が「せっかく“タッキー&翼”の名前で売れてるんだから、もうこのままにしよう」と判断したことと、「“タッキー&翼”にしておいた方が、ソロでの活動もしやすくなる」という配慮からであった。

また、CDデビューの発表の仕方は以下の様にとても大掛かりなものだった。

  • 全国7大都市(渋谷、新宿、有楽町、札幌、仙台、名古屋、大阪、広島、福岡)の街頭ビジョンで発表。
  • 大型の広告バスを5台発進させ、47都道府県を走行。
  • 渋谷の上空を、広告飛行船と1万個の風船で占拠。
  • 街頭で号外を配布。

そして同日より、有線へのリクエストも解禁された。

2002年9月8日、2人が初めてステージに立った思い出の地「横浜アリーナ」にて、デビュー発表記者会見。
同年9月11日、デビューアルバム『Hatachi』をリリース。日本だけでなく、香港、台湾、シンガポール、マレーシア、タイ、インドネシアでも同時発売された。

2002年10月20日の昼、デビューアルバムを購入すると入場できるデビューイベントを東京ドームで開催。このイベントでは滝沢と今井のジャニーズJr.からの卒業式も行った。

2003年11月、シングル『夢物語』が初のオリコン1位を獲得し、ロングヒットとなる。

2006年7月 – 9月、シングル『Ho! サマー』がMBS制作・TBS系ドラマ『がきんちょ ~リターン・キッズ~』の主題歌になる。

2007年8月18日~19日に放送の日本テレビ『24時間テレビ「愛は地球を救う」』でメインパーソナリティーを務めた。同番組には2006年に「制服対抗ダンス甲子園」のコーナーにサポーターとして参加、翌2008年もゲスト出演している。

2008年、バンダイナムコゲームスからリリースしたWii専用ソフト「ファミリースキー」で、2人揃っての初のCM出演を果たした。

2012年、タッキー&翼の10周年を記念して『タッキー&翼10周年記念 日本列島縦断コンサート』を開催。

2014年、タッキー&翼の『Two Tops Treasure Tackey&Tsubasa Tour 2014』を開催。今井は体調不良のため、滝沢が1人で行った。

2017年9月3日、デビュー15周年を目前にして活動を休止することが事務所から公式発表された。近年、グループとして良いパフォーマンスが披露できず、どのように活動していくべきか話し合った末、一度グループ活動を休止し、それぞれがソロで経験を積みスキルアップして再びタッキー&翼として戻ってきたいという結論に至ったと発表した。
そして同月18日に放送された音楽特番『ミュージックステーション ウルトラFES』への出演をもって休止期間に入る。
なお、この『ミュージックステーション ウルトラFES』でも、2人の楽屋は別々、リハーサルも時間差、2人が揃ったのは本番だけという状態だった。

その後、活動を再開することなく、CDデビューから16年を迎えた2018年9月10日に解散したことを、同月13日に発表。
そして今井のジャニーズ事務所退所と、滝沢が2018年一杯でタレント活動から引退してプロデュース業に回ることも発表された。
この解散について、テレビでの記者会見は行われなかったが、2人は『東京スポーツ』を除いた6紙の大手スポーツ紙(スポーツ報知、日刊スポーツ、サンケイスポーツ、スポーツニッポン、デイリースポーツ、東京中日スポーツ)のみに記者会見を開き、決断に至る胸中を語った。しかし、会見時に2人の写真撮影は許されず、文章のみでの掲載となった。

2018年12月26日、ベストアルバム『Thanks Two you』を発売。これを記念し、同月29日~31日に東京ドームシティ ラクーアガーデンステージ付近にて、「Thanks Two you展」を開催。(2人の出席は無し)

ファンに対してしっかりとお別れの挨拶が出来ていないまま、一方的な「事後報告」という形で解散したことで、やりきれずに悲しむファンが多く、また、解散報道後に一番最初に滝沢に電話をかけた元・SMAP中居正広から、「今のタキツバはまだ点(、)だから、ちゃんと丸(。)を付けて活動を終了させなさい」とアドバイスされたことで、既に解散し、今井もジャニーズを退所しているものの、ファンのためにタッキー&翼のラストステージを行うことが決定する。

そして、『超豪華 !! 最初で最後の大同窓会 8時だJ』(2018年12月29日、テレビ朝日。収録放送)と、ジャニーズカウントダウンコンサート『平成ラストの夢物語! ジャニーズ年越し生放送 ~Johnny’s Countdown 2018-2019~』(2018年12月31日、フジテレビ。生放送)に今井も合流し、タッキー&翼としてのステージが実現した。
カウントダウンコンサートでは、2019年1月1日 0時31分から、5分間のステージを披露。歌った楽曲は『REAL DX』(通称:リアデラ)、『Venus』、『夢物語』の3曲。バックダンサーは、懐かしの「Four Tops」が集結して務めた(クレジットされた表記は「FOUR TOPS」)。

タッキー&翼の解散後も、滝沢が引退するまでの2018年一杯は、ジャニーズ事務所の公式サイトの内、「Johnny’s net」、「Johnny’s web」、「ジャニーズファミリークラブ会員限定サービスサイト」にて、滝沢の単独ページは特に設けられず、「タッキー&翼」としてのページのまま、今井の画像やプロフィールも解散報告文と共に残されていた。
また、「Johnny’s net」のスケジュールカレンダーには、今井の誕生日である「10月17日」の部分にバースデーマークと今井の名前が記載されていたり、解散後に発売された滝沢のソロの公式生写真にも、ジャニーズの「Jロゴ」ではなく、タッキー&翼のロゴが使用された。
そして、2019年1月1日の朝、上記の3サイトから、タッキー&翼のページが削除された。




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