音楽ジャンル事典か行

 

か行「か」
▼ガール・ポップ

1950年代ロックンロールの流行に伴い、TVや映画の女性スターが甘い歌詞とメロディーで歌い人気を博した。

▼ガヴォット

17世紀のフランスの舞曲。中唐のテンポで4/4拍子、4分音符2つの上拍を持ち、フレーズは小節の中央で始まり、終わる。ドーフィネのGavots(住民)が名前の由来。

▼カウンター

サッカーやボクシングなんかで言えば、攻撃に対する反撃の意味ですが、音楽のでも場合によって色々な意味を持ちます。一般的には、女性が男声で歌う、または男性が女声で歌うという歌唱法を指します。また主旋律に対する独自の旋律をカウンター・メロディ、オブリガートなどと言われている。

▼カクテル・ミュージック

after5の雰囲気に合ったムード音楽。

▼ガザル

インドの一般大衆音楽の一つ。ギターやマンドリン、シンセを使い、ポップス色が強く聴きやすい。ペルシャが起源。

▼ガバ

ロッテルダム・テクノをよりうるさく、強烈にしたもの。

▼ガムラン

インドネシアのジャワやバリにある大規模な器楽合奏形態。旋律打楽器に少数の管楽器、弦楽器を加えたオーケストラ。
代表例-インドネシアのオーケストラ

▼ガラージ

クラブ・ミュージックの1ジャンル。ソウル・フルなヴォーカルとリズムが特徴。ニューヨークのクラブ「Paradise Garage」が名前の由来。16分3連音符の跳ねを強調したハウス・ビート。

▼カリオカ

リオの香り高いサンバの一種。要するにリオデジャネイロ風のサンバ。

▼カリプソ

カリブ海の島国、トリニダード・トバゴに19世紀から伝わる音楽。4分の2拍子のリズムを持っている。80年代になって、カリプソにロックやディスコのビートをきかせ踊る音楽としたのがソカである。19世紀初頭形成された黒人音楽のひとつのカリンダが起源。
代表例-カリプソ民謡「バナナ・ボート・ソングDay-O」、ハリー・ベラフォンテ「Banana Boat Song(バナナ・ボート・ソング)」、浜村美智子

▼カレッジ・フォーク

1960年代アメリカの大学生の間でブームになったスタイル。
代表例-キングストン・トリオ、ブラザーズ・フォー、PPM(ピーター・ポール&マリー)詳しくはこちら

▼ガロップ

1825~75年頃に行われた早い速度の輪舞。様々に変化するステップが特徴。
代表例-オッフェンバック「天国と地獄」

▼ガロパ

南米の南パラグアイの代表的舞曲。ガロップから伝わったもの。3/4と6/8拍子が特徴。

▼カンサス・シティー・ジャズ

1930年頃ミズリー州カンサスを中心に流行した、カウントベイシー楽団を代表とするビッグバンドジャズ 。
代表例-ベン・ウェブスター

▼カンタータ

17世紀にイタリアのモノディから生まれ、アリア、レチタティーフヴォ、重唱、合唱などからなる1声楽曲形式。室内カンタータと教会カンタータに分けられる。語源はイタリア語のcantare(歌う)。
代表例-A・グランティ「独唱用のカンタータとアリア」

▼カンツォーネ

イタリアの大衆歌謡。1951年にリビエラのサンモレノで町興しの一環として始まったサンモレノ音楽祭からヒット曲が続出。58年の「ボラーレ」が世界的ヒットとなった以後、イタリア生まれのポピュラー・ソングを指す言葉として一般化された。
代表例-「ボラーレ」

▼カントリー&ウエスタン

アメリカのポピュラー音楽。発祥はアメリカ南部に住むイギリス系移民の民族音楽。1920年代黒人音楽と北部の白人ポピュラー音楽が合体し、ラジオやレコードなどの商業化により発展。ヴァイオリン、バンジョー、ギター、マンドリン、コントラバスなどの楽器に加え、南部訛りの鼻声の混ざった歌が加わる。1950年代ロックンロール、60年代ロックなど他の分野にも大きな影響を与える。詳細はこちら

▼カントリー・ロック

1970年頃サンフランシスコを起点とする、ロックにカントリー&ウエスタンの要素が加わったスタイル。生ギターやスティールギター、フューチャー、コーラス・ワークを重視したサウンドが特徴。合わさるはずの無い「ロック」と「カントリー」が見事に一体化したもの。
代表例-グラム・パーソンズ

か行「き」
▼キャロル

喜ばしい性格を持った、民衆的な宗教的季節の歌。クリスマスの歌を意味するようになったのは16世紀以後。

か行「く」
▼グァヒーラ

キューバの白人農民の民族音楽。3/4、6/8拍子のリズムが特徴。

▼クール・ジャズ

1940年後半にバップのプレイから反発的に派生した、冷静でリラックスした演奏スタイル。リアル・ジャズ、ホット・ジャズの反対。
代表例-スタン・ゲッツ

▼クラシック

1770年頃から1820年頃主流になった音楽形式。均整のとれた形式と普遍的な表現を理想とした。ソナタ形式を核に交響曲、協奏曲、弦楽四重奏曲、ソナタといった形式面で均整のとれた多楽章構成の器楽曲が発展した。
代表例-バッハ、ショパン

▼クラブ・ミュージック

何種類かの既製曲の音をデジタル音にサンプリングして編集したダンス・ミュージックの形態(=house music)。

▼グラム・ロック

派手な衣装と化粧で物語的要素を含んだロックの総称。形容詞glamorousが語源。意味は魅惑的。
代表例-マリリン・マンソン

▼グランジ

90年代に生まれたラウドでシンプルで全くテクニカルではない音楽。思想的な歌詞を持つ。グランジとは足の指のアカのこと。

▼グレゴリアン・チャント

ローマ・カトリック教会の伝統的な単声典礼聖歌。教会の代表的典礼様式であるローマ式典礼の本格的聖歌として古代から現在にいたるまで用いられている。細かなリズムや拍子、旋法が決まっているがあまりにも細かく複雑なのでここでは省く。

▼クロス・オーヴァー

ジャズにロックなど他の音楽様式やリズムが混じりあった音楽。のちにフュージョンと呼ばれる。
代表例-マイルス・デイヴィス「Bitches Brew(ビッチェズ・ブリュー)」

▼クンビア

南米コロンビアのカリビア海に面した港サンタ・マルタ近郊の民族舞曲名。ゆったりとしたムードが特徴。
代表例-クンビア

か行「け」
▼ケークウォーク

19世紀に米国の黒人から起こり、後にヨーロッパで流行した2拍子の社交ダンス。ソーシャルダンスの一つ。タンゴのリズムに似ている。

▼ケイジャン

有名な料理の1つで、名前から判る通り、フランチ・ミュージックの影響を受け継いだアメリカ南部の代表的な黒人音楽。ケイジャンとは仏語で「カントリー&ウェスタン」の事で、フランスの片田舎の雰囲気を思わせる優雅なサウンドが特徴。「ケージャン」とはちと違う。

▼ケージャン

ルイジアナ州の仏系住民のダンス音楽。

▼ケミカル・ビーツ

ヘヴィー・メタルから派生し、実験的テクノの代表格。メタル・ミュージックを構成している全ての楽器を機械的なエフェクトを施した音で作ったもの。非常に気分を害するのがのが特徴。

か行「こ」
▼ゴア・トランス

イスラエル発祥。スピリチュアルから派生した宗教的なテクノ。非常にメロディアスだが、普通のトランスにはない、波形をくねらせる手法が使われており、それによって同じ音階を反復的に用いる手法が特徴。

▼ゴーゴー

1960年代中頃リズムの激しくなったロックに合わせて、自由に激しく体を動かすダンスが流行。

▼ゴシック

低い声、低音のベースで構成される中世的な音楽。恐怖感を表すのが特徴。
代表例-13世紀のノートルダム楽派

▼ゴスペル

福音の意。南北戦争後黒人霊歌に代わって歌われるようになった。宗教的なポピュラー音楽。ソウル、ジャズ、R&B、ファンク、ロックなどあらゆる音楽に影響を与えている。
代表例-トマス・A・ドーシー

▼コミック・オペラ

喜歌劇の総称。これに対するオペラ・コミックは一つのジャンルとして成り立っていて喜劇以外の音楽も含まれる。

▼コラージュ・テクノ

キューバから発祥した音楽で、一切の楽器を使わずに、周りにある、打ち捨てられた楽器を利用し、その音のみで構築されたテクノ。スティール・ドラムを用いたテクノも、コラージュ・テクノと呼ばれる。ジャンク・ビーツとも言う。

▼コラール

ドイツ・プロテスタント教会、とくにルター派教会の賛美歌。日本では衆賛歌と呼ばれる。
代表例-ヨハン・ヴァルター「8つの聖歌集」

▼コンテンポラリー・ゴスペル

ゴスペルにポップでダンサブルな感じを加え、全面に出したもの。

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