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音楽ジャンル事典あ行

 

あ行「あ」
▼アイリッシュ・ビーツ

ドラムン・ベースから派生したもので、そこから更にリズムのみを強調したジャンル。ドラムよりも、スローテンポのベースに主眼が置かれているのが特徴。

▼アカディアン・ミュージック

メキシコ湾沿岸部のフランス系住民の音楽。フィドルやフレンチ・アコーディオンを中心に、ワルツなどの古典的なダンス音楽が演奏される。

▼ア・カペラ

ア・カペラとは「礼拝堂風、聖堂風に」という意。楽器の伴奏を伴わない合唱音曲。
代表例-パレストリーナの音楽

▼アシッド

アシッドというのは「昂揚性の麻薬」、つまり麻薬のことである。高音と低音の入り混じったリズムに乗せて、曲が序盤からテンションを上げていくというのが特徴。

▼アシッド・ジャズ

ジャズとファンクとソウルを融合させたようなもの。80年後半~90年始めに流行した。ソウル系のヴォーカル・ジャズのアドリヴ、ホーンセッションなどが特徴。
代表例-ジャミロクワイ

▼アダルト・オリエンテッド・ロック

「大人のロック」という意味で、70年代中都会的に洗練されたポップ系ロックサウンドに付けられた名称アコースティックでジャズを取り入れたフュージョン的なサウンドが特徴。

▼アバンギャルド・ビーツ

アバンギャルドとは曲の速度や拍子を全く無視し、各フレーズを独立させて反復・複合させることにより、全くリズムの規則性を無くす手法である。速度やリズムの違うブレイク・ビーツを組み合わせて構成されたテクノを指す。

▼アーバン・ブルース

「都会派ブルース」の意。1940年代以降のR&B色の強いブルースを指す。エレキなどの電子楽器と大量のブラス・セッションを伴ったバンド・ブルース。元々はアップタウン・ブルースをカントリー・ブルースと区別するためのもの。
代表例-レイ・チャールズ

▼アブストラクト・ビーツ

非常に曖昧なジャンル。ヒップ・ホップとテクノが融合した形、ハウスとテクノを融合したものを指す。しかし、ストリートのパフォーマンス・ミュージックのことも指し、ゲーム・ミュージックというジャンルもこう呼ぶ。

▼アフロ・キューバン・スタイル

キューバやラテンのダンス・リズムを取り入れ、それらを強調したアメリカの演奏スタイル。楽器は一般的にコンガ、ドラムス、ボンゴ等が使われる。 代表例-ディジー・ガレスピー

▼アフロ・キューバン・ジャズ

アフロ・キューバン・スタイルにジャズの要素を加えたもの。強烈な管楽器のパートと強力な自己主張的ソロ演奏の後で、さらに強力なシンコペーションするダンス・リズムが特徴だ。代表例-アルトゥーロ・サンドヴァル

▼アフロ・キューバン・リズム

アフリカやラテン諸国 のダンス・リズムを採り入れ、そのリズムを強調したアメリカのジャズ・コンボなどの演奏スタイル。4/4と6/4 を一緒にしたポリ複合リズムが特徴。

▼アフロ・ポップ

リンガラ、ジュジュ、ライ等のアフリカのポップ・ミュージック全般を指す。

▼アメアリッチ

マリアチにアメリカのディキシー・ランド・ジャズが融合したもの。

▼アラベスク

トルコの大衆音楽一つ。幻想的、装飾的な音楽。本来の意味は「アラビア風」でアラビア建築の美術的装飾を指す。

▼アリア

オペラ、カンタータなどに現れる旋律的な独唱曲。二重唱もアリアと呼ぶこともある。元来はオペラなどの大形式の中の一部。元々の意味は「空気」「呼吸」などで器楽や声楽における小旋律曲を意味することもある。
代表例-モンテ・ヴェルディー

▼アルマンド

1550年頃現れたゆるやかな2拍子系の舞曲。ドイツのランゲンから発達し、1600年頃まではアルマンやアルメーヌと呼ばれていた。中庸な速度の4分の4拍子で短いアウフタクトが特徴。
代表例-ランゲン

▼アレグリーアス

スペインのアンダルシア地方の舞曲で、フラメンコの中でも最もはなやかで難しい踊り。長調、3拍子ではあるが西洋の3拍子とは微妙に違う。

▼アンビエント

音楽のコード理論から脱却した独自の音響で進行する音楽。聴かれることを求めず、その響きに触れた人に解放感を与えようとする音楽。エンドレスに繰り返されるループ、テキスチャー、ステレオ効果と単調な低音が特徴。
代表例-エイフェックス・ツイン

▼アンビエント・ハウス

アンビエントにハウスを加えたのではなく、ハウスから派生した新たな環境音楽。音楽的にはそのまま「アンビエント+ハウス」である。80年代後半のロンドンのクラブのチル・アウトルームで発祥。
代表例-イノセンス

あ行「い」
▼イージー・リスニング

ポール・モーリア、レモン・ルフェーブルなどの刺激の少ない穏やかなポピュラー音楽 。クラシック、ジャズ、ロックさらには民族音楽までもが混ざり合ったアコースティック感覚のサウンドが特徴。

▼イースト・コースト・ブルース

アメリカのバージニア、両キャロライナ、ジョージア、テネシーまでを含む地域で発達したブルース。洗練されたブルース色とギター・ラグが特徴。

▼イーセラル・テクノ

エコーがかかったシンセ音をメインに、リズム打ちを極力排除し、徹底的な静けさに主としたテクノをこう呼ぶ。ヒーリング・テクノとも言う。

▼インストゥルメンタル

器楽、楽器のみの曲のこと。ようするにヴォーカルのない楽器演奏のみの音楽を指す。
代表例- ウィリアム・アカーマン、YMO

▼インストゥルメンタル・ロック

楽器のみによるロック。ヴォーカルの入らない全てのロックはこれに入る。1950年代後半のR&Bコンボが起源。エレキ・インスト・グループが60年代流行するが、純粋なインストバンドは70年代には衰退。

▼インダストリアル

インダストリアル・ミュージックはサイキックTVやコイル、カレント93などを通過して80年代を終えたが、そのスタイルはカナダのスキニー・パピーやドイツのテスト・デプト、そしてオーストラリアのフィータスなどに受け継がれていった。
しかし今日のインダストリアルは、ゴス・カルチャーをコマーシャルに取り込んで成功しているマリリン・マンソンやナイン・インチ・ネイルズらがポップ色とミックスしながら繁栄させていると言っても過言ではない。死や病気、戦争、ファシズムといったイメージが込められているのが特徴だ。
代表例-マリリン・マンソン

▼インダストリアル・テクノ

メタルミュージック、コラージュ・テクノ、ノイズから派生したジャンルだが極めて曖昧。疾走感のあるメタリック系の音によって構成されたベースが根底にあり、様々な金属音と、デジタル・ロック系の音をインスパイアして演奏されるテクノのこと。
大音量で破壊的な演奏が特徴。

▼インダストリアル・ロック

楽器のだけでなく、ハンマーを叩きつけるノイズなどのコラージュを音楽表現の一部に取り入れたノイズ派の音楽の呼称。

あ行「う」
▼ヴィンテージ・ビーツ

かなり広い意味で使われる。シンセサイザーで楽器の音色を奏で、演奏したフレーズを元に構築されたアナログ・テクノをこう呼ぶ。全てがデジタル音によって構成されているのが特徴。

▼ウィーン・ワルツ

ウィーン風のワルツ。19世紀初めにシュトラウス親子の作品によって確立。速度は速く、いくつかの独立した小ワルツから成り、導入部とコーダがつく。
代表例-イヴァノヴィッチ、レハール

▼ウェスタン・ミュージック

アメリカの中西部で開拓者やカウ・ボーイ達による器楽演奏。古くからの旋律や各地の民謡、神への歌など多種多様。形式や演奏形態は一定ではない。

▼ウエスト・コースト・ジャズ

1950年代後半、ロスアンゼルスを中心に、白人ジャズ・メンによって生まれたコンボ・ジャズ。ハーモニーとクールなアンサンブルを主体とする。
代表例-ショーティ・ロジャース

あ行「え」
▼エイジアン・ポップ

インドネシア音楽の総称で、アラブ、アフリアの音楽に影響されて生まれたクロンチョンやジャワ島の伝統音楽をもとに作られた舞踊音楽のジャイポンガン等がある。

▼エキゾチック

1950年頃、ハワイで生まれた環境音楽的楽曲。鳥のさえずりや波の音といった自然音、バイブやマリンバ、伝統的な打楽器、そして三味線がメロディーを奏でる。 オリエンタルムードに溢れた曲調が特徴。

▼エクスペリメント

名前の通り、実験的な要素の強い音楽全般の事を指す。偶発的な発音や効果を狙った音楽。クラシック音楽にもこの精神が要所に盛り込まれており、その精神は現代音楽にも影響されている。
代表例-エイフェックス・ツイン

▼エレクトロ

単発で強調された電子音で構成されたテクノ。全体的にポップさが感じられる曲調が特徴。電子音に付随してくるリズムやバックの雰囲気によって、印象が変わってきてしまうのもこのジャンルの特徴だ。

▼エレジー

本来は悲しみの詩、死者との哀悼の詩でもあるが、今ではそういった内容の音楽のことをこう呼ぶ。
代表例-マスネの歌曲

▼演歌

日本古来からの音階であるジャパニーズ・スケールをもとに作られた日本独特の歌謡曲。コブシと呼ばれる日本語の音韻に支配された力みを伴うヴィブラートの崩れに悲哀を込めて歌うのが特徴。
代表例-北島三郎

あ行「お」
▼オーガニック・ソウル

コンピュータなどの機器を使わず、生楽器・生演奏スタイルをとって楽曲を制作するジャンル。機器があふれかえる現代へのアンチテーゼとしての生音主体の自作自演サウンドである。
代表例-ジル・スコット、アンジー・ストーン、エリカ・バドゥ、orange pekoe

▼おはロック

通常、慎吾ママが歌う「慎吾ママのおはロック」のことを指す。この曲自体はロックではなく、子供向けポップスなのが特徴。ジャンルではなく「慎吾ママのおはロック」のみを指す。
代表例-慎吾ママ

▼オペラ

1600年頃にイタリアでおこった音楽化された劇のこと。歌劇ともいう。 ジャン・カルロ・メノッティ

▼オルタナティヴ

パンク、ニューウェーブから派出したインディーズ・レーベルのミュージシャン&スタイルの総称。深いリヴァーヴのかかったギターや幻覚的なキーボードが特徴。
代表例-エコー&ザ・バニーメン、クローム

▼オルタナティブ・ロック

ニュー・ウェイブ系ロックの総称。元々は90年代初めのアメリカに発祥したミクスチャ・ロック全般を指し示す。
代表例-ナイン・インチ・ネイルズ

▼オールディーズ

1950~60年代のロックンロール、R&B、ポップスの総称。
代表例-ビーチボーイズ

 

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