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音楽ジャンル事典ら行

 

ら行「ら」
▼ライ

80年代初頭に生まれたアルジェリアの新しい大衆歌謡。ダルブッカという打楽器の打ち出す変拍子のリズムなどの伝統的民族音楽の要素を強く受けついだ音楽。アルジェリアの言葉で「真実」「会話」を意味する言葉。
代表例-Cheb Khaled

▼ラウンジ・ミュージック

50~60年代にアメリカで作られたイージー・リスニング、ムード音楽、エキゾチック・サウンド、映画音楽、シンセやエレクトーンによる宇宙的音楽等の総称。エレベーター・ミュージックともいう。

▼ラグ・タイム

19世紀末、ミズリー州のスコット・ジョプリンなどの黒人ピアニストによって奏されたシンコペーションを利かせたピアノ・スタイル。
代表例-ジョプリン「Maple Leaf Rag」

▼ラップ

「しゃべる」という意味の黒人スラング。1970年代ニューヨークのDJがクラブで、スクラッチやサンプラーなどを駆使した音楽に乗って軽やかにナレーションをするような唱法。

▼ラテン

文字通りラテン系の曲。賑やかで情熱的な音楽。

▼ラテン・ディスコ

ラテン・サウンドの進化系。”ブラジル・サンバ”系、”トランバル・ハウス”系、”マカレナ”系を総称したもの。

▼ラテン・ロック

1967年セルジオ・メンデスがラテンの名曲「マッシュケナダ」をロックビートで演奏したことから、ラテンロックというコピーが定着した。1969年サンタナがギター、ハモンドオルガン、パーカッションなどをフューチャーしてラテンとロックを融合した。

▼ラヴァーズ・ロック

主にレゲエの事を指すが、その中でも比較的スローテンポで、ロマンティックでポップなものの総称。基本的に女性歌手ががレゲエ・ボーカルをとる場合を指す事が多い。

ら行「り」
▼リズム&ブルース

リズムを強調したブルースの意味。1940~1960年代のバラード、ドゥー・ワップ、初期のソウルまで含む黒人ポピュラー音楽の総称。1949年音楽業界紙ビルボードがそれまでのレースrace(人種)と呼んでいた音楽をリズム&ブルースに改称。
代表例-ファッツ・ドミノ、ベン・E・キング

▼リバプール・サウンド

単にビートルズがリバプール出身で、新しい音楽を始めた事からこう称される様になった音楽。主にビートルズがデビューした1962年~中期までのロック等を含めてリバプール・サウンドと呼んでいる。リバプール出身でマージー・ビートのビートルズ、ニューキャッスル出身のアニマルズやロンドン出身である初期のローリング・ストーンズのサウンドも、日本ではリバプール・サウンドと総称した。
代表例-ビートルズ

▼リリカル

一般受けするポップなラップよりも、ハードコア・ラップのリスナーから注目を集めるような独創的な歌詞が特徴。さらに途切れ途切れのまばらなバック・トラックも特徴の一つ。つまりサウンドよりも歌詞に注目させるためのアレンジに重きを置いている。
多くのリリカル・ラッパーは他のMCとライムで対決しながら自らの技術を磨くことが多いため自慢話や屈辱的な内容のライムが必然的に多くなる。

▼リンガラ

中部アフリカのザイール共和国を中心としたアフリカの大衆音楽。西アフリカのパーム・ワイン・ミュージックやキューバ音楽と融合したもので、エレキのアンサンブルが特徴。リンガラとはザイールの共通語であるリンガラ語の事。

ら行「る」
▼ルネサンス音楽

中世とバロックの間の15世紀半ばから16世紀末頃の音楽。
代表例-プレトリウス

▼ルンバ

キューバの民族音楽。打楽器を中心に2/4拍子の激しいリズムを持つのが特徴。
代表例-ドン・アスピアス「The Peanut Vendor」

ら行「れ」
▼レア・グルーヴ

70年代の表にでなかった名曲、いわゆる隠れた名曲のファンクの事を指す。80年代に入ると、ラップ音楽の中でバック・トラックで使われる様になり、それがクラブなどでかかったことによって火が付き、こう呼ばれる様になった。 グルーブというのは、珍しいという意味で使われるが、俗語で楽しいモノ、レコードなどの溝、等の意味があり、ここでは後者のほうである。

▼レイヴ

英語での意味通り、わめく、怒鳴り散らすといった「お祭り的な曲」全般を指す。

▼レクイエム

死者のためのミサ曲で鎮魂歌のことを指す。
代表例-ビクトリア、ケルビーニ

▼レゲェ

1960年代半ば、ジャマイカから生まれた音楽。ジャマイカのフォークソング(メントMento)がR&Bの影響を受け50年代にスカ(ska)を生み、さらに60年代中ごろスカの発展形であるロック・ステディの影響を受けレゲェは誕生。エチオピア回帰を念ずるラスタファリ主義を唱える。世界のロック界にも多大の影響を与える。

▼レトロ・ソウル

ファンクやブラック・ミュージックなどにより純粋なソウルは陰りを見せ始めたが、故ジョニー・アダムス/ロバート・ティルマン/チャック・ロバーソンらの活動によって、レトロ・ソウルは固定ファンを獲得することに成功している。
ソウル・グルーヴに忠実で、熱情的なパフォーマンスが大きな特徴。
代表例-ジョニー・アダムス

ら行「ろ」
▼ロー・ファイ

品質の低いサウンドが基本とする音楽全般の総称。音楽以外にも、ヴィジュアル面でも使われる。自己主張の表現方法一つとして、わざと不鮮明でノイジーなサウンドを好む傾向が見られる。レコード針のノイズを入れたり、臨場感をカットしたり、音量感も損なわせたりする。その手法としては、コンプレッサー等を通して音を壊したり、ダイナミックレンジを下げるなどして、ローテクを強調するのがこのジャンルの特徴。

▼ロカビリー

ロックンロールとヒリビリー・ミュージックの合成語。1950年代のアメリカの白人若者音楽のスタイル。60年代にはロックンロールに吸収される。ウッドベースが使用されているのが特徴。詳細はこちら

▼ロック

1950年代アメリカの若い白人が黒人のブルースに影響を受け発生したポピュラー音楽。アで拡声した大音響のエレキギター、ヴォーカル、リズムセクションで激しく体を揺する演奏が特徴。根底には社会に対する反発がある。のちにロックンロール、グラム・ロック、ハード・ロック、ヘヴィー・メタルなど様々な様式が派生した。20世紀を代表する若者の音楽スタイル。

▼ロックンロール

1955年頃黒人リズム&ブルース(R&B)と白人カントリー&ウェスタン(C&W)が融合して完成した若者の音楽様式。エルヴィス・プレスリーなどが代表。ビートルズの出現により1964年頃には音楽界はロックへと向かう。
代表例-エルヴィス・プレスリー

▼ロッテルダム・テクノ

オランダのロッテルダムが発祥の地。うるさい程の強烈なサウンドが特徴。元となるメロディが、超ハイペースなドラムと共に自在に波形をうねらせて大音量で演奏されるテクノ。

▼ロンドン・パンク

1975年デビューのセックス・ピストルズ、1977年デビューのクラッシュに代表される。社会に対する不満を直情的に表出した自己破滅型スタイル。
代表例-セックス・ピストルズ

 


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