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カントリー&ウエスタン

カントリー&ウエスタン

FEN(Far East Network/極東放送、現AFN)は、第二次世界大戦中に米軍兵士を激励するための放送を起源とし、終戦後の1945(昭和20)年9月から在日米軍向けに開局されたラジオ放送局である。

FENからはブギウギ・マンボ・ブルースといったアメリカ音楽が流れ、日本のポップスは、昭和初期のジャズ(洋楽)ソングブームの資産を背景としながらニューリズムの影響を受け、笠置シズ子「東京ブギウギ」(1948年/昭和23)をはじめ、元祖「三人娘」の江利チエミ「テネシー・ワルツ」(1951年/昭和26)、美空ひばり「お祭りマンボ」(1952年/昭和27)、雪村いづみ「想い出のワルツ」(1953年/昭和28)などのヒット曲を生み出し、 JATPやルイ・アームストロングの来日で頂点を迎えるジャズブーム(1952年/昭和27)を経験し、成長していくのである。

最大で80万人も駐留した進駐軍の将校や兵士たちの娯楽は、FENのラジオ放送だけではなく、「米軍キャンプ回り」という日本のポップスがやがてJ-POPと呼ばれる源泉とも言うべきムーヴメントをもたらし、日本人ミュージシャンが、ジャズ・ハワイアン・カントリー&ウエスタン(C&W)を演奏することになった。急造バンドマンたちにとって演奏テクニックの習得は容易なものではなく、コード進行が易しいカントリー&ウエスタン(C&W)が人気を集めた。

やがて、ワゴン・マスターズ(専属シンガー/小坂一也)ザ・オールスターズ・オブ・ワゴン(専属シンガー/平尾昌章)、チャック・ワゴン・ボーイズ(専属シンガー/中島そのみ)といったカントリー&ウエスタンを代表するバンドが出現し、 C&W~ロカビリーと続くJ-ROCK黎明期の舞台装置が出揃った。(2001年11月24日)

 


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