1959年 週間1位
※通し番号.曲名 邦題/アーティスト/No.1の日付(No.1の週数)/年間順位- Smoke Gets in Your Eyes 煙が目にしみる/the Platters/59.01.19-02.02(3)
- Stagger Lee/Lloyd Price/59.02.09-03.02(4)
- Venus/Frankie Avalon/59.03.09-04.06(5)/4位
- Come Softly to Me やさしくしてね/the Fleetwoods/59.04.13-05.04(4)/8位
- The Happy Organ/Dave “Baby” Cortez/59.05.11(1)
- Kansas City/Wilbert Harrison/59.05.18-25(2)/9位
- The Battle of New Orleans ニュー・オルリーンズの戦い/Johnny Horton/59.06.01-07.06(6)/1位
- Lonely Boy/Paul Anka/59.07.13-08.03(4)/5位
- Big Hunk O’ Love 恋の大穴/Elvis Presley/59.08.10-17(2)
- The Three Bells 谷間に三つの鐘が鳴る/the Browns/59.08.24-09.14(4)/7位
- Sleep Walk/Santo & Johnny/59.09.21-28(2)
- Mack the Knife 匕首マック/Bobby Darin/59.10.05-11.09, 11.23-12.07(9)/2位
- Mr. Blue/the Fleetwoods/59.11.16(1)/10位
- Heartaches by the Number 恋はつらいね/Guy Mitchell/59.12.14-21(2)
- Why/Frankie Avalon/59.12.28(1)
1959年 年間TOP10
- 3位.Personality/Lloyd Price (週間2位)
- 6位.Dream Lover/Bobby Darin (週間2位)
年間1位になった「ニューオーリーンズの戦い」は、なんと米英戦争を題材とした唄で、”カントリー”なのですが、コミック風味なところが当時の世相にマッチしたのかも知れません。
ボビー・ダーリンのマック・ザ・ナイフは元々ジャズのスタンダードナンバー。
特筆すべきはロイド・プライスかな?
プレスリーらの”ロカビリー”は1959年辺りにはもう下火のなりつつあったらしいのですが、プライスのような”R&B系”のロックンローラーも登場して”うるさい曲”が増えてきたのがこの時代の特徴ではないかと思います。
それと並行して、パット・ブーン、アンディ・ウィリアムス、またサム・クックといった”静かなボーカル”が一時的に姿を消してしまっています。
この年の曲では、ロンリー・ボーイ、谷間に三つの鐘が鳴る、マック・ザ・ナイフなどが好みなのですが、”この1曲”は「Smoke Gets in Your Eyes」。
プラターズのNo.1曲は、1956年のザ・グレート・プリテンダーとマイ・プレーヤーの2曲、トワイライト・タイム(1958)、そしてこの、煙が目にしみる、の計4曲です。 この機会を逃すともう紹介できません。
実はもう1曲、皆んなが知ってる大ヒットがあります。
1955年のOnly Youですね。
プラターズの中では一番好きな曲なのですが、なぜか当時のチャートでは5位止まりでした。
ただプラターズ、メンバーの入れ替わりが激しくて、YouTubeでもメイン・ボーカルが違うものがアップされていまして、どれがオリジナルなのか聴き取ることが出来ません。
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