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絶叫福袋

絶叫福袋

お正月恒例の福袋を購入するためショッピングセンターに出掛けた。
私としては中身が分からない物にお金を払う気がしれないのだが、女性陣にとって福袋は魅力的な商材に映るようで、数日前からお友達とメールのやり取りで気持ちを高ぶらせることに余念がなく、元旦には購入モード全開である。
今日は2店舗に参戦予定。

店内に足を踏み入れると、いずれのショッピングセンターも新年の初売やお目当ての福袋を求めて、多くの買い物客で賑わっていた。その混雑した店内で最も目に付いたものは、売り場に殺到する客ではなく、各ショップの店員たちだった。

店頭に陣取り、福袋の呼び込みを声の限り大声で連呼している。
ある者はメガホンを口に当て必死の形相で絶叫し、ある者は同じ文句を繰り返しながら行き交う客に口角泡を飛ばしている。後ろ向きで叫びながら平気で何度も通行客にぶつかる店員、急拵えのお立ち台に登って髪を振り乱す女性店員。何故か店の間口分を行ったり来たりのし歩くことに没頭しているぱっぴ姿の店員。周辺のショップに負けじと拡声器を取り出して騒音をまき散らすスポーツ店員。それを慌てて止めに入る背広姿の職員。

こういった接客は福袋販売の常套手段なのだろうか。都内の百貨店では混雑を避けるため行列の最後尾に誘導する程度なのでは?と閉口しながら一瞬見入ってしまった。

その喧騒さは一興であったが福袋とは無縁の私は、耳栓も兼ねたヘッドホンを付け、Google musicに曲をリクエストした。
その後昼食を済ませ、いつものようにスタバでひとときを過ごし、駐車場に向かった。

お目当ての福袋を手にご満悦の同乗者を載せた帰り道、最近車のフロントグリルに付けるお正月飾りを見かけなくなったなぁと気づき、行き交う車をチェックしたが一台も目にすることなく、自宅に到着。
特に見たいテレビの正月特番もなく、午後は読書をして静かな元日を過ごした。

年々正月気分を味わう風物詩が消えていく中、福袋の販売風景はまだまだ続きそうである。

 

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