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頻発する暴風の彼方に

頻発する暴風の彼方に

今日も強風が吹いている。
ヒュッという空気を切る音が鳴り止まず、吹き荒れる強風が家の外壁にぶつかり部屋が揺れる。地震じゃなくても家は揺れるんだなと体感しつつ、最近の悪天候に思いを巡らせ、暴風が吹く日の多さに改めて閉口する。

春の訪れを告げる春一番なら歓迎するが、それとは違った時節に発生する暴風域では、白い鳥かと見紛うレジ袋が上空を舞い、路上では交通安全用品の円錐形ポールが事故を誘発するように車間を転げ回り、電車のダイヤは乱れ、各地から風の被害に関するニュースが届く。

高架鉄道は風の影響を受けやすく、すぐ運休するそうだ。近くを走る高速道路の河川に架かる高架橋も普段から吹きっ曝しの風が吹くので、強風に煽られた軽自動車のハンドルを握るのは冷や汗ものだ。
雷を伴う局部的な豪雨をゲリラ豪雨と呼ぶが、このところの強風はゲリラ風(げりらかぜ)とでも名付けたくなる勢力を誇示し続けている。
異常気象の一言では片付けられない状況に思えるが、深刻な報道は聞こえてこない。春が周りに芽吹き出し、浮かれ気分の季節柄、もっぱら桜の開花前線や観光スポット紹介のようなのんきな番組が横行している。

今や暴風に限らずスギ花粉、黄砂、PM2.5、煙霧といった忌避すべきものが空中を飛び交っているが、つまるところどの現象も人災ではないだろうか。
当然、福島第一原発事故による放射性物質の拡散は言うに及ばない。

ガイア理論というものがある。
地球が自己統制システムを備えたひとつの巨大な生命体と見做す考え方だ。
もしガイアなる地球とコミュニケーションがとれるなら、我々に下される評価はどんなものだろうか。

「地球にとって人間は最も悪質な病原体だ」と宣告されそうな気がしてならない。

 


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