『World’s Wing 翼 Premium』は、ジャニーズ事務所の所属タレントが多数出演した舞台シリーズ。 略表記:WWTP。
主演・構成:今井翼。 企画・構成・総合演出:ジャニー喜多川。
※ 出演メンバーの所属グループは公演当時のもの。
概要
- 今井翼にとって初の座長公演。
- 芝居(セリフ)は一切無く、全編に渡ってダンスのみ(時に歌唱しながらのダンス)で構成された舞台作品で、「ジャニーズでありそうでなかった、全て踊りで構成された舞台をやってみたい。歴史を作りたい」との今井の意向により、世界中のあらゆるダンスをオムニバス形式で披露した。
よって、部分的にはストーリー性がありつつも、演劇でもミュージカルでもコンサートでも無い、ジャニーズ事務所としても初の試みとなった。 - 東山紀之以降のジャニーズ事務所の伝統曲『千年メドレー』も、今井によって毎回披露された。
また、スペインのダンス「フラメンコ」のシーンは今井にとって特にこだわりのある演目となっており、当舞台の山場でもあった。 - 2007年の製作発表での今井翼のコメント
- 「タイトルは自分で考えたんですが、われながら大きなタイトルを付けてしまったなあと思っています(笑)。 昭和という時代のなかで越路吹雪さんが日生劇場でロングリサイタルをやられたように、平成という時代の中で僕も何か大きなことがやりたいなと思っています。
今回、フラメンコに挑戦するにあたって、2泊4日という短い時間ではあったのですが、スペインへ出かけて本場のフラメンコを毎晩観ました。そのイメージを思い出しながら、東京に戻ってきてから毎日レッスンを続けています。
大阪松竹座は客席との距離が非常に近い劇場なので、ダンスと歌とトークはもちろん、ディナーショー的なファンサービスができれば。
日生劇場公演は大阪とはまた違う内容になると思いますが、(堂本)光一君の『SHOCK』などで学んできた経験を生かして、今自分ができることを全身で表現したいと思います」
- 「タイトルは自分で考えたんですが、われながら大きなタイトルを付けてしまったなあと思っています(笑)。 昭和という時代のなかで越路吹雪さんが日生劇場でロングリサイタルをやられたように、平成という時代の中で僕も何か大きなことがやりたいなと思っています。
World’s Wing 翼 Premium 2007
2007年8月4日 – 26日:大阪松竹座 (追加公演含めて計18公演)、10月3日 – 28日:日生劇場 (追加公演含めて計38公演)。
今井がフラメンコを踊る場面では、約4分間一人で踊りきった。 上半身裸になってスタンディングでのドラムパフォーマンスも披露した。
東京公演では、内容をリニューアル。 そして日生劇場で数多くの公演を行ってきた越路吹雪にちなみ、越路の楽曲『ラストダンスは私に』を毎回最後に歌いながらダンスを披露した。
振付け:Tony Tee、前田敦、SANCHE、SEIGO、井島剛、村上慎一、浅井みどり
フラメンコ振付け:佐藤浩希
パーカッション指導:辻伸介
[大阪公演キャスト]
- 今井翼
- 関西ジャニーズJr.
- 桐山照史、中間淳太、中田大智、濵田崇裕、室龍太、山碕薫太、大田裕明、千崎涼太、佐竹滉輝、長尾宥希、神山智洋、バッケス健人、楠本幸登、林真鳥、伊藤政氏、浜中文一、菊岡正展、室龍規
[東京公演キャスト]
- 今井翼
- Kis-My-Ft2
- 北山宏光、横尾渉、藤ヶ谷太輔、宮田俊哉、玉森裕太、二階堂高嗣、千賀健永
- M.A.D.
- 越岡裕貴、辰巳雄大、福田悠太、松崎祐介、山本亮太、江田剛、髙橋竜、秋山大河、小坂真郷、福士申樹
- ジャニーズJr.
- 冨田真央
- 事務所部外者
- 黒人男性ダンサー2名、女性ダンサー6名
World’s Wing 翼 Premium 2008
2008年8月6日 – 16日:大阪松竹座 (計20公演)、10月3日 – 28日:日生劇場 (計37公演)。
前年とは構成・演出が大幅に変更された。 第1部は、人間には「善」と「悪」の両面があるということをモチーフとしたストーリー仕立ての構成。
第2部は前年の主要部分を凝縮した内容となっており、フラメンコは2部の始まりから10分間という、前年よりも長い時間を一人で踊りきった。
ACT.1 – TALE OF WING
- OPENING – 聖剣伝説
- SCENE 1 – Forest 善と悪の完全なる分離
- SCENE 2 – Village 悪の破壊、善の苦悩と決意
- SCENE 3 – 悪の戦士訓練所 侵入、力を善に!
- SCENE 4 – ハーレム 囚われの女たち、悪の呪縛
- SCENE 5 – 地底の強制労働所 聖なる剣の秘密
- SCENE 6 – 善と悪の対決、Sacrifice
- EPIROGUE – 新たなる夜明け、Joy&Pain
ACT.2 – DANCIN’ WORLD WING
- SCENE 1 – Flamenco ~ 孤独、葛藤、情熱、攻撃
- SCENE 2 – JAZZ
- SCENE 3 – Nature of Earth Water World
- SCENE 4 – Nature of Earth Fire World
- SCENE 5 – 扇の舞
- SCENE 6 – HEAT
- SCENE 7 – 鼓動 ~ 魂の叫び
- SCENE 8 – 旅の終わり ~ to be continued・・・
振付け:前田敦、酒井麻也子、中村佳子、鈴木雅子、青井美文、SEIGO、今井翼、Act II・SCENE 3&4の振付け原案:Tony Tee
フラメンコ振付け:佐藤浩希、マヌエル・ペタンソ
タップ&ストンプ振付け:HIDEBOH
エアリアル振付け:若井田久美子
剣舞振付け:張春祥
パーカッション指導:辻伸介
[大阪公演キャスト]
- 今井翼
- M.A.D.
- 越岡裕貴、福田悠太、辰巳雄大、松崎祐介、江田剛、林翔太、松本幸大、池田優
- 関西ジャニーズJr.
- 中田大智、浜中文一、伊藤政氏、濵田崇裕、室龍規、菊岡正展、神山智洋(神山はソロでの歌唱&ダンスパートを担当)、岡崎拓弥、竜田昂征、児玉貫 (岡崎・竜田・児玉の3名はパンフレットには非掲載)
- 事務所部外者
- 女性ダンサー数名
[東京公演キャスト]
- 今井翼
- M.A.D.
- 越岡裕貴、福田悠太、辰巳雄大、松崎祐介、江田剛、林翔太、松本幸大、池田優
- MADE
- 秋山大河、稲葉光、山下拓海、髙橋竜、今井龍世、冨岡健翔
- ジャニーズJr.
- 川島如恵留
- 事務所部外者
- 女性ダンサー数名
情報提供・コメント