芸研ジャニーズ(げいけんジャニーズ)とは、1960年代に「名和プロダクション」(豊島区西池袋1-3-6)が同地で運営していたタレント養成所「新芸能学院」にて、ジャニー喜多川がジャニーズ事務所創業前の1962年より開設していた特別クラス「芸研」に所属していた男女混合のレッスン生の集団である。(名和プロダクションは2011年~2012年頃に廃業し、西池袋の社屋も取り壊された)
※上記の通り「ジャニーズJr.」誕生以前のレッスン生ではあるが、同系譜上の集団と見なし「ジャニーズJr.」に分類した。
レッスン内容はダンス、演技、歌の3つで、歌唱指導はジャズピアニストの柴田泰(しばたはつみの父親)、ダンス指導は西条満が行っていた。歴代生徒の中には、既に渡辺プロダクションに所属していた内田裕也や、デビュー前の大原麗子も居た。1964年7月号の『月刊明星』では、初代ジャニーズの4名を含む1964年当時の生徒たちが紹介されている。
「芸研」とは芸能研究の略で、いわゆる研修生のような存在であり、1975年3月28日~31日に日本劇場で行われた『第53回 日劇ウエスタン・カーニバル ~ ばらとみかんとバイオリンと』では、「ジャニーズ・芸研グループ」という名前の研修生集団も登場している。
[歴代メンバー]
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