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つちやかおり『September Rainに消されて』

つちやかおり『September Rainに消されて』
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発売日 1983.09.21
作詞 竜真知子
作曲 松尾一彦
編曲 山田秀俊

歌のタイトルにも“9月”を冠したものが少なくありません。「九月の雨」「九月の色」「September」「セプテンバー物語」「Bye、Bye、September」「セプテンバー・クィーン」…等。(ところで内3曲は松本隆の作詞で、内2曲が松本隆&林哲司コンビですね)

そんな中でもぴか一と言えばこの曲「September Rainに消されて」ではないでしょうか?「September Rainに消されて」はマイナーのしっとりしたメロディーで、彼女のボーカルも肩の力が抜けて色気があります。つちやかおりのレコードは1枚も持っていませんでしたが、音蔵シリーズでベスト盤がリリースされていたのを店頭でみつけて「September Rainに消されて」聴きたさに思わず買ってしまいました。

サビの始めの部分が個人的にせつなくて好きです。つちやかおりは御存じフッくんの奥様ですが、華々しいS57年組の一人でもあります。しかし、長渕剛作品を歌ったりいろいろ試みてはいましたが、デビュー曲「恋と涙の17才」のインパクトを越える作品には巡り合えずに終わってしまいました。「恋と涙の17才」は湯川れい子の詞が凄いです。(♪上から抱いてね~)カバー曲ですがアレンジも古臭くなくこちらもお薦めです。

何故当時は気にならなかったのか。やはり高めの薄っぺらな声と、体の小ささがロリータ系をかもしだし、時代にそぐわなかったのかもしれません。(『ベスト/ニュース』つちやかおり)

 heaven and earth

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