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トライアングル『0(ゼロ)のメルヘン』

0(ゼロ)のメルヘン
発売日 1978.07.21
作詞 島武実
作曲 穂口雄右
編曲 穂口雄右

この曲がオムニバスでリリースされたのは感動ものです。今回ご紹介するのはナベプロ・キャンディーズフォロワーの一番手、トライアングル2nd.シングル「0のメルヘン」です(オリコン最高位85位、売上0.5万枚)

作詞は島武実。「トライアングル・ラブレター」「キャプテンZAP」の作詞も手掛けています。どしゃ降りから雨上がりの夜明けの海岸。ボーイフレンドと2人微妙な距離を保ちながら、Tシャツ1枚の夏の悪戯なドキドキを描いています。明るいヨロシク感あふれるデビュー曲とは打って変わり妖艶な世界。月の薄明かりが目に浮かんでくるようです。

作・編曲は穂口雄右。1st.2nd.と作・編曲を手掛けています。歌詞同様デビュー曲とは正反対のマイナーなビートが利いているサウンドで、はっきり言ってキャンディーズの「わな」「その気にさせないで」の路線です。吐き捨てるよなAメロの動機がとても印象的。
堂々としたコード進行とあいまって図太さを醸し出しています。A-A-B-A-A-B-A”の構成。ただ残念なのは♪指切りげんまん~と盛り上がった所でサビのBメロが終わってしまう点です。あともう一盛り上がりして欲しかった…。でもラストのリフレインの半音#などゾクゾクさせてくれます。

アレンジはいいですねぇ。エレキが泣きまくりストリングスがスリリングに絡みます。一度聴いたら忘れられない、リズムと一体化したリフの♪テケテンテッテケテンは頭ん中で鳴り止みません。ベース取りもかっちょ良い!ハッキリ聞こえるんですけどBメロのオブラディオブラダ状態も懐かしさ一杯です。

ボーカルは正に実力派。分厚いコーラスワークも完璧です。キャンディーズよりもコーラスに力が入っているかも。ただその分隙が無いというか、可愛気がなくて親しみ易さが薄いような気もします。一生懸命なのはわかりますが、しなやかさがあるともっと売れ線になったのではないでしょうか。
ルックスも本家よりちょっとショボいし、タレント性が発揮される事なくメンバーチェンジの憂き目にも遭いました。第2弾のイメチェンでもろにコケた例とも言えましょうか。僕は「トライアングル・ラブレター」より好きですけど。(『girlie cherie & sweet』オムニバス)

 heaven and earth
 

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