さのみずき。1973年9月26日生まれ(52歳)、静岡県富士宮市出身。
愛称:瑞樹、佐野っち。
弟は俳優の佐野大樹(男性4人組演劇ユニット「*pnish*」リーダー)。
[関連ソロ・ユニット]
中学生の時、同い年の赤坂晃と佐藤アツヒロ(当時は佐藤敦啓)が光GENJIとして大活躍していることに刺激され、2人に憧れ始める。その後、自らジャニーズ事務所に応募し、17歳だった1991年の春に入所した。その際のオーディションで合格したのは佐野1人だったため、同期生は無し。
1991年夏、光GENJIのサマーコンサートツアーのバックで、当て振りでベースギターを担当。
1993年末に「J-Eleven」のメンバーとなるが、すぐにグループが消滅。
1994年、日本テレビ『ウンナン世界征服宣言』内で、コントグループ「S・O・S」を結成。
同年、「KinKi Jr.」に所属し、KinKi Kidsのバックを務める。
1995年に坂本昌行らと共に「ジャニーズSr.」として活躍し、1996年まで光GENJI、SMAP、V6、KinKi Kidsのバックダンサーを務めた。その後はテレビへの出演は少なく、主に舞台俳優として多数の舞台に出演している。
堀北真希主演でテレビドラマ化もされた人気コミックス『花ざかりの君たちへ』の主人公・佐野泉のモデルが、佐野瑞樹である(原作者の中条比紗也が巻末にて言及)。2007年放映のフジテレビ『花ざかりの君たちへ~イケメン♂パラダイス~』のドラマでは同役を小栗旬が演じた。
2011年春、弟の佐野大樹と共に、プロデュースユニット「WBB」(WATER BIG BROTHERSの略)を結成。ユニット名は『みず=WATER』、『だい=BIG』、『兄弟=BROTHER』の頭文字を取って瑞樹自身が命名。同年8月10日 – 14日に西新宿の「SPACE107」にて『サムライ・ナイト・フィーバー』を公演。
2012年3月27日にバラエティ番組『中居正広の怪しい噂の集まる図書館』(テレビ朝日)で放送されたテーマ「ジャニーズにまつわる噂ベスト10」の中で、「アラフォーのジャニーズJr.が居る」として、当時38歳だった佐野が取り上げられた。出演者から、「佐野さんって人は、本当にまだJr.なんですか?」と問われた中居は、申し訳なさそうに、「う~~ん、Jr.!」と認め、放送終了後には、ネット上で佐野の名前が検索ワード上位を獲得した。
佐野自身は、長らく俳優活動しかしていなかったため、もうJr.ではないだろうと思っていたが、2013年9月26日に佐野が40歳の誕生日を迎えた際、「40歳のジャニーズJr.が誕生」として大きな話題になっていることを知り、「自分はまだJr.だったの?」と驚いたことを後に語っている。(2016年4月7日、舞台『懲悪バスターズ』の制作発表会見にて)
その後、2013年12月11日にテレビ番組『ノンストップ!』に出演した際にも、やはり「40歳のジャニーズJr.」として紹介された。
長らく「最年長のジャニーズJr.」、「40代のジャニーズJr.」として認識されていたが、2015年10月15日、ジャニーズ事務所の公式ホームページ「Johnny’s net」に佐野の単独ページが設置される。これをもって、42歳にして事実上のジャニーズJr.卒業となった。
2018年12月31日をもって、契約満了につきジャニーズ事務所を退所していたことが、2019年1月18日の14時に公式サイト「Johnny’s net」にて発表された。
ジャニーズ事務所に在籍していた頃から、佐野個人で独自に「へたれメール」(通称:ヘタメ)と題したメールマガジンをファンに向けて配信し、近況や仕事情報を報告している。当初は「超電子頭脳 サノ」のペンネームを文末に記名していたが、2014年を最後に使用しなくなる。以降、名前を名乗らずに配信していたが、2020年3月より文末に「舞台の錬金術師 佐野瑞樹」と記名するようになった。
2020年2月14日、オフィシャルファンクラブサイト「佐野瑞樹の舞台錬金室」を開設。
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