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今昔宇宙戦艦ヤマト

今昔宇宙戦艦ヤマト

ランダム再生のGoogle play Musicから宇宙戦艦ヤマトのサントラが流れた。
哀愁に満ちた懐かしい楽曲である。曲名は「美しい大海を渡る」。
サントラにしては聴き覚えがあるので早速調べると、宇宙戦艦ヤマト 第23話 「遂に来た!!マゼラン星雲波高し!!」でかかる曲であることが判明。

この回は、イスカンダルを目前にしたヤマトがガミラス星に誘い込まれる話し。
マゼラン星雲からヤマトのレーダーに誘導電波が示され、やがてイスカンダルのスターシャから音声信号が入る。

このときバックに流れる曲がイスカンダルをテーマにしたであろう「美しい大海を渡る」である。
もう何十年も見ていないのに、直ぐにその時の映像と曲が呼び覚まされる。

そのヤマトが今年の4月に「宇宙戦艦ヤマト2199」として33年ぶりのTV放送が決定した。
全く違うシリーズなら歓迎したいが、どうやら初代ヤマトを踏襲したストーリのようだ。メカや乗組員のコスチュームも見た目は同じで、古代進、森雪、沖田艦長などのキャラも微妙に似ている。
更に、現代のワークシェアリングよろしく艦内勤務を3交代制にし、森雪の出番が少なくなるような手が加えられていると聞く。当然声優さんたちは別の方だろう。

別機軸ならよかったのだが、前シリーズをなぞって上書きするような真似は止してもらいたい。
宇宙戦艦ヤマトと言えば、裁判騒動は別として、思い描くキャラやメカなどのキャラクターデザインは松本零士の絵なのだ。実写版なら配役を変える必要があるだろうが、アニメなので過去の作品との繋がりをもっと大切にしてほしかった。
古代進と言えば、あの顔であり、あの声なのだ。ヤマトの主題歌はささきいさおの歌なのだ。

その新番組が33年も前に確定しているヤマト像にヒビを入れるような行為に思えるのは、閉塞したオヤジ回路のせいか。
もう、大地を貫いて復活するあのオープニング・テーマや太陽系を離れるときの万感の想いを謳った真赤なスカーフは聞けないのだろうか。

それとも、無限に広がる大宇宙には死んでいく星もあれば生まれてくる星もある、という譬えに倣って、新たな芽吹きにも眼を向けるべきなのか。

 

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