太田貴子『忘れチャイナの青い鳥』

太田貴子『忘れチャイナの青い鳥』
発売日 1986.02.25
作詞 康珍化
作曲 都倉俊一
編曲 都倉俊一・渡辺孝好

そろそろ紹介したいアイドルも1周した感じで。今回ご紹介するのはサンデーズにも加わっていた太田貴子のラストチャートインソング『忘れチャイナの青い鳥』です(オリコン最高位93位、売上0.4万枚)。歌ってるところ見た記憶は無いのですが…。

作詞は康珍化。もうKyon2の頃から壊れた言葉遊びという型が出来あがっているわけで。おまけに高田みづえのラストシングル「チャイナ・ライツ」なんてのも書いちゃって。要は…恋しちゃいな!という仕掛けなわけです。魔法のランプとか、銀の剣とか、言葉選びもイカニモで、それなりに楽しめます。内容は特に意味はありそうでなさそうですけど。

作曲は都倉俊一。あぁ南野陽子の後にも頑張っていたわけですね。音階自体はオリエンタルじゃないけど、マイナースケールが堂々とした8ビート。Aメロなんかの既聴感はある意味快感。ひょっこりしたBメロも一瞬メジャーに抜けるのが気持ち良いです。一転地味目のサビ。コーラスとの掛け合いが不思議な感じ。売れなさそうだけどこれはこれでアリかと。

アレンジは都倉俊一・渡辺孝好。後者は何者だか知らないんですけど。先端じゃないテクノなアレンジ。打ち込み頑張ってます、みたいな。でもこのチープ感はこの楽曲に似合ってると思います。あと先ほども書きましたがサビのコーラスの掛け合いが凄い色っぽいんです。これは出色!。装飾音数は少ないけど、それなりに重量感もありタイトな仕上がりです。

ボーカルはスタ誕出身ですけど、僕には何より“クリィミーマミ”の印象の方が強いです。聖子フォロワーなしゃくり上げとか。ところがこの曲では落ち着いた大人っぽいボーカルを聞かせます。特別上手い感じはしないですけど、歌手然としたところが良いです。

でもこの曲、本人がプロモートでラジオ出演した番組(ゲストが音楽評論家と本音トークする番組@RF)で“歌いたい曲とは違う!”というような事を発言してまして。実際歌手活動後期ではロック化が進みました。(from『Best of Best』)

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