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三井比佐子『月曜日はシックシック』

三井比佐子『月曜日はシックシック』
発売日 1982..06.01
作詞 高平哲郎
作曲 筒美京平
編曲 船山基紀

今回はパンジーの最終兵器(最後の砦?)、三井比佐子のデビュー曲「月曜日はシックシック」をご紹介します(オリコン最高93位、売上1.1万枚、※5週もチャートイン!)。

作詞は高平哲郎。構成作家系の人ですよね。歌詞の内容は“もうあなたに夢中でたまらない”って事なんですけど、4×9=36回目のLOVE SICKで恋の病を治して!、てな能天気ぶり。作詞家の発案なのか。かなり寒いギャグだけにかなりインパクト有りました。アイドル本人が考え込む余地さえない弾けっぷりは当時の作品の中でも群を抜いていました。

作曲は筒美京平大先生。A級B級変わらぬ手堅い仕事っぷりです。構成はA-B-C-D-A-B-C-B-C-D。後の「H-i-r-o-s-h-i」みたいな感じ。Aメロの入りがII度だったりしてお洒落。やはり2小節×4回のCメロで♪シックシック~、というのが一番グルグルしますが、BメロとDメロが日本人の琴線に触れる、まさに京平節!。ちょっとせつなくて最高です。

アレンジは船山基紀。これまた華やかな良い仕事しています。ベースはアナログですけどハンドクラップをはじめシンセを効かせたアレンジ。イントロは変なコード進行。オールディーズな雰囲気を醸したノリのいい8ビート。途中で出てくるピチカートが大好きです。全編に渡るソウルフルなコーラスがかなり確信犯で“来て”ます。コーラスの人格を無視してるみたい。

問題のボーカル。最終兵器に相応しいかなりな“味”の部類です。声質は悪くなさそうですけど、舌足らず系の甘ったるいボーカル。声量も無いし音程のプルプル感が凄いです。歌ってる所の記憶が無いんですけど、本人に迷いが無さそうなところがグー!。ルックスは正統派で一番可愛かったと思うんですけど。パンジーの主演映画もありましたが、結局オスカーが仕掛けた1大プロジェクトは砕けた訳ですね。一人くらいブレイクしそうなものを。(from『80”sアイドルJAPAN(1)』オムニバス)

 heaven and earth
 


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