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原真祐美『Bye,Bye,September』

原真祐美『Bye,Bye,September』
発売日 1983.09.01
作詞 三浦徳子
作曲 小杉保夫
編曲 萩田光雄

今回ご紹介するのは「お・し・え・てアイドル」シリーズから原真祐美の勝負曲であったであろうオリコン初チャートインした「Bye,Bye,September」です(オリコン最高位89位、売上0.7万枚)。僕はデビューシングル「決心」のレコードを持っています。

作詞は三浦徳子。テーマは“9月の別れ”。会う約束をした日に彼が別の女性と歩いてたのを目撃。それで別れを察するわけです。原因は私が彼にキスから先を許さなかった事。今では通用しない理由かな、というか今時はもっと乱れてるわけですが、三浦徳子のさりげにエグイ設定です。だから中サビで♪ジェラシー、と同じ単語を繰り返すのはインパクトあるけどちょっとズルイかも。ところで2番に出てくる“青い肌”って何のこと?。

作曲は小杉保夫。淋しい内容とは打って変わった、爽やかなメジャースケールの8ビートPOPS。頭サビは勿論、Aメロ、中サビともとてもキャッチーで、音が飛ぶようなメロも無いので覚えやすいです。特に、細かい音符で刻まない、ゆったり感がある頭サビは良いですね。スカッと抜けてます。だから2番の最後に1回しか出てこないんですけど、もう1回しつこくリピートしてもいいんじゃないかな。

編曲は萩田光雄。手堅く良い仕事をしてます。音楽にA級B級問わない仕事振りは素晴らしい!。やはりストリングスがゴージャズ。伸ばす所は伸ばし、刻む所は刻む。つぼを押さえてらっしゃいます。ブラスも華やか。イントロや間奏を盛り上げます。この感じはそう、前年の「妖精時代」ですね。ソウルフル女声コーラスも厭味じゃなく洒落た味付けとなっています。

ボーカルはビジュアル系の女の子が歌ってみたら、そこそこイケてたって感じです。線は太くないですけど、磨けばもっと上手くなったかも。意欲もなんとなく感じられるし。彼女第一プロ所属だったんですよね。力はあるけど、あまりアイドル作りのノウハウはなさそうな所。玄人ウケするというか。で、本人のキャラ(特にビジュアル)が暗め。これは近視(←多分)による目許の暗さのせい。アイドル後の展開は…ありがちでしたが。(from『お・し・え・てアイドル 日本コロムビア編』オムニバス)

 heaven and earth
 


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