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橋本美加子『蒼いときめき』

橋本美加子『蒼いときめき』
発売日 1985.06.12
作詞 SHOW
作曲 誠志郎
編曲 入江純

コンスタントに女性アイドルを輩出し続けたサンミュージックでしたが、この年だけはレコ大の新人賞に絡めませんでした。本田美奈子・芳本美代子・松本典子はお決まりでしたが、残り2枠を狙う彼女はTBSタイアップの中山美穂と小林明子に弾き飛ばされました。今回はノリP同様千歳中の後輩(転校生だから見た事無いけど…)橋本美加子の第2弾シングル「蒼いときめき」をご紹介します(オリコン最高位47位、2.1万枚)

作詞:SHOW、作曲:誠志郎、編曲:入江純。このトリオでは武田久美子「夢の飛行船」というプロダクトがあります。彼女の作品では入江純のみ「メロウ・シーズン」も手掛けています。
歌詞は恋に目覚める少女の気持ちを綴っています。悪くはないけれど結構自分の内面に終始していて、字面の割にはインパクトに欠けます。やっぱり私だけ、あなただけ、ではなく私とあなたの関係の機微を描かないとアピール度が低いのではないでしょうか?

メロは最近では見られない一度きりのAメロの導入部。後はB-B”-C-Dの構成で譜割のニュアンスといいコード進行といい林哲司を意識している感じです。全体的に8ビートのゆったりしたメロディーは彼女のボーカルを十分に活かしています。ところで誠志郎とは楠瀬誠志郎か?

アレンジは「メロウ・シーズン」の反省もあってかだいぶ厚くなりました。林哲司よりゴージャスですがモロ菊地桃子「SUMMER EYES」。キーボードの音色も心地よくストリングスも派手に盛り上げます。ただ1番前や2番前の間奏&後奏が何か唐突で意味が釈然としませんが…。

ボーカルは歌いっぷりが堂々としており、声質も結構太く伸びやかで将来本格派を目指せそうな感じでした。その分デビュー曲のほうが可愛らしさがあるかも。しゃくりあげも無く落ち着いた雰囲気はもう少し大人になってからの方が声と歌の世界がマッチングし易いと思います。

ルックスはサンミュージック版石野真子でそこそこグラマラスで、結構賑やかな浪花娘のキャラクターだったと思います。ただこの年は女性アイドル豊作でおニャン子も出てきて、選択の余地がありすぎたせいか「蒼いときめき」以降地味になってしまいました。リリース間隔も空いてアニメのタイアップとかありましたが、焼け石に水でした。
何時の間にか見掛けないなぁと思っていたらいきなりヘアドルになってしまいました。その後何しているのでしょうか?(『Blossom』橋本美加子)

 heaven and earth
 


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