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ギャル『薔薇とピストル』

ギャル
発売日 1977.10.21
作詞 阿久悠
作曲 川口真
編曲 馬飼野康二

今回はASAYAN風に言えば再起の3人組GALのデビュー曲「薔薇ピストル」をご紹介します(オリコン最高位53位、売上4.0万枚)。某オークションで大枚はたいてオムニCDをGETしました。彼女たちは今いちブレイクしなかったスタ誕出身のソロ歌手黒木真由美・石江理世・目黒ひとみが結成したコーラスグループです。

作詞は阿久悠。時代はピンク・レディー全盛。同じくしてキャンディーズも人気を分かち、もしかしたら対キャンディーズとして阿久悠が出した答えかもしれません。内容はいかにも的な浮世ばなれしたシチュエーション。薔薇とピストルをかざしながら“私を好きだと言いなさい”という強引な女心を歌っています。♪好きになれば命がけよ~、というコンセプトに基づき、イニシアチブを取る強気な女性は阿久悠の世界です。

作曲は川口真。一瞬都倉かなぁとも思わせるメロディーライン。大まかに言うと頭サビ-A-A”-B-頭サビという構成。頭サビに出てくるの♪ばぁぁぁ~、と♪よぉぉぉ~、とずりあがる所が何とも不気味で一度聴いたら忘れられません。都倉っぽいのは8ビートで畳み込みかけたりシンコペーションを使っているからか。

アレンジはこの頃アレンジだけの仕事も多くこなしている馬飼野康二。まだまだシンセとは無縁な懐かしい歌謡曲のアレンジ。ブラスとストリングスとギターが全編派手に炸裂します。オブリガード有り、ユニゾン有り、音源以上の分厚さを感じます。サビの♪アッアッ~ん、のババ臭いコーラスも時代を感じさせてたまりません。

ボーカルはスタ誕生出身の安心印。でも3人のソロ活動を良く知らないので誰がどの声だか分かりせん(笑)。でも鍛えられた感じが凄くしてバシっと息の合ったコーラスワークを聴かせます。まぁ、結局売れないアイドルの寄せ集めなので楽曲のインパクトに比べルックスに華が無かった気もしますが、第2弾「マグネットジョーに気をつけろ」も聞きたい今日この頃です。(『ヒット辞典(アイドルポップ編)』オムニバス)

 heaven and earth
 

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