浅香唯『STAR』

浅香唯『STAR』
発売日 1987.01.21
作詞 有川正沙子
作曲 タケカワユキヒデ
編曲 鷺巣詩郎

いよいよ復活のYUIこと浅香唯。いきなりオヤジ本にJリーガーとのガセネタが載っていましたが、今度こそ頑張ってもらいたいものです。今回は彼女の初のTOP10ヒットをご紹介します。TVドラマ「スケバン刑事III」の主題歌「STAR」です(オリコン最高位9位、売上8.7万枚)

作詞は「土曜日のシンデレラ」、「夏色片想い」の有川正沙子。男性歌手に歌詞を提供しているのは知っていますが、女性アイドルではあまりお見かけしません。内容的には「スケバン刑事III」の主題歌だけに色恋沙汰ではなく精神世界を歌っています。“夢に向かって走り続ける”自分の歌ですが、お手軽なサビはこの際大目に見ましょう。

作曲は北原佐和子「スイート・チェリーパイ」、伊藤麻衣子「September Summer」のタケカワユキヒデ。この人は他人に楽曲提供すると必ず地味になるのですが、「STAR」はサビがはっきりしています。でも短いサビは少々物足りないか…。個人的にはBメロが大好きで特に2番の♪「自由憧れても遠いけど~」とのシンクロ具合は切なくてgoodです。

編曲は「春はSA・RA・SA・RA」、「NO WANDER」の鷺巣詩郎。彼お得意のちょっと垢抜けない打ち込みが、いかにも女性アイドルっぽいきらびやかさと「スケバン刑事」の重量感を見事に表現しています。厚めのコーラスワークもなかなかです。

浅香唯のボーカルは発展途上のこの頃が一番良い気がします。前作の「10月のクリスマス」辺りから表情が出て来たというか、ブレスやビブラートを含めた魅力的な声の使い方を本人やスタッフが理解したのではないのでしょうか。

「STAR」のヒット以降歌声に自信が溢れより上手になりましたが、音の入りや鼻濁音の粘着感(元々鼻声系か?)や気張ったビブラートが気になることも。基本的にはナチュラル#系。ですが、彼女の声質はとても魅力的だと思います。

先日プロモVTが10秒位流れてたのですが、パッと見た目昔に戻った感じでした。コンセプトもあるのだろうけど結構ブリブリの服着て、トレイシー・ウルマンみたいな懐かしPOPサウンドでした。

だったら休業前無理して尖がった事しなくても良かったのにとも思いますが、差し詰め事務所のコントロール不足でしょうか。早く歌う姿を見てみたいですね。(『Present』浅香唯、他)

 heaven and earth

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