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浅沼友紀子『憧れはオクターブハイの空へ』

浅沼友紀子
発売日 1983.04.05
作詞 阿木耀子
作曲 芹澤廣明
編曲 大谷和夫

飛行機から空つながりって事で、浅沼友紀子のデビュー曲でラストシングルでもある「憧れはオクターブハイの空へ」をご紹介します(オリコン100位チャートインなし)月曜ドラマランド&映画主題歌というWタイアップだった曲なので聴けば思い出す人がいるかも。

作詞は阿木耀子。タイトルからすると“自分の憧れ”に向けて前向きに頑張る少女の爽やかソングな気になりますが、そこは阿木耀子。“自分の憧れ”=気まぐれなくちづけさえしてしまうモテ筋の「男」で、彼女になりたいという片想いに身を焦がす情熱的な歌詞です。
つっぱりソングとは違いますが、初めは見てるだけでも幸せだったのがどうしようもなくなる感じが出ています。でもやっぱり「オクターブハイ」ってのが粋でいいですね。

作曲は芹澤廣明。出だしはハーフサイズの頭サビ。最後のリフレインもハーフサイズ。全てここに尽きると思います。ここだけ3分間聴かせてもらってもOKです。どっかで聴いた事あるような、とても歌謡曲した骨太なメロですが、いいんだなぁこれが。頭サビ以外はA-A”のみの以外とスッキリした構成。もう一仕掛け欲しいのは贅沢でしょうか?

アレンジは大谷和夫。ちょっと惜しいのがビートが軽い処。バッキングのヘビーギターがもっと重量感を出していれば良かったのにね。あとはストリングスが全然入っていないのがもの足りません。厚味も増すし歌謡曲濃度がより高まると思います。コーラスはもろ芹澤ワールドでGood。チョッパー系のベースやリズム隊はなかなか派手で好きです。

ボーカルは何と言いましょうか。腰を据えて歌手活動するというよりも、年齢的にもアイドルだしちょっくらレコード出しますか的なもんで、取り敢えず頑張って歌いました…って感じです。
1番のAメロだけがやけに不安定で凄く気持ち悪いです。でも女優さんらしい声の太さは好きです。

蝦名友紀子という名前でずっとお芝居をしていましたが、歌手活動は何故か浅沼友紀子でした。その後の消息は存じ上げないのですが、芸能界は引退されたのでしょうか?(『アイドル神話』オムニバス)

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