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浅倉亜季『感傷(センチメンタル)ヴァケーション』

浅倉亜季『感傷(センチメンタル)ヴァケーション』
発売日 1987.07.21
作詞 吉元由美
作曲 NOBODY
編曲 清水信之

「感傷ヴァケーション」は彼女の5thシングルでオリコンTOP100にはチャートインしませんでした。LAWSONソーダファウンテンCM(←何これ?忘れた)のタイUP付きにもかかわらずセールスはさっぱりでした。

作詞は売野一派の吉元由美、編曲はポニキャンPOPSには欠かせない清水信之。そして作曲は驚くことに「六本木心中」「フラミンゴinパラダイス」「C-Girl」等で知られているNOBODYです。何故?イメチェンを図ったのでしょうか?ポニキャンのアイドルでも珍しい組み合わせのはずです。それまでのシングルに比べて、サウンド的には大変身の優等生風ツッパリテクノ歌謡ロックです。

NOBODYのデモテープはハードだったらしいですが、浅倉盤はアイドルな仕上がりです。メロはサビ頭で覚えやすく、アレンジも派手だし合格点です。あとは…、NOBODYの特徴ってよく判らないのでどーなのかな。特に可も無く不可も無く、ってとこですか。でも本当にキャッチーで好きな頭サビです。

詞の内容もこの季節アイドルPOPSにありがちな一夏の恋ものです。リゾートで出会ったアバンチュールな彼の事が好きだけど都会へ帰らなきゃ、でも忘れられない…っていう奴です。売野一派に多く見られる漢字単語に無理矢理なルビ(最近では坂井泉水等B系か)を振るのはありません。

ボーカルは若干僕の苦手なちりめんビブラート系ですが、上手に歌いこなして安心して聴けます。ただ優等生風と書いた通り、素直な歌声だけにクセの無い分印象に残りにくいかもしれません。詞やサウンドの激しさがガツーンと表現されていれば良いのですが、それだけがとても残念であり、楽曲もハマっていると思うだけに実に惜しいです。

ミス南コンテスト(おニャン子生稲も出てた)でデビューした彼女ですが、その昔日ハムの芝草もファンだと言っていたヴィジュアルをもっと活かして売り出せば長続きしたでしょうに。(多分)ミュージカル版「タッチ」のテーマ曲「Double Meaning」を最後に歌手を諦めるのでした。
アニメのマスコットで終わらせるには勿体ない素材です。(『ミュージック流行通信』オムニバス)

 heaven and earth
 


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