作詞 岩里祐穂
作曲 岩里未央
編曲 馬飼野康二
今回は、これまたネットオークションで入手したCDからご紹介致します。取り上げるのは何故か今でもニュースキャスターやレポーターとして生き残る吹田明日香のセカンドシングル「聖書バイブル」です(オリコンTOP100チャートインせず)
作詞は岩里祐穂。私の身体を通り過ぎた秘め事について語る、エロい内容。♪誰も天使じゃないのよ~、ってのたまうアダルティーな世界。でも突然♪青い青空が好き…島へと行きたい、などという陳腐なフレーズも出てくるのがB級商業POPSの真骨頂か?本当に何の脈絡が無くて目が点に。凄すぎです。
作曲は岩里未央。メロディーはマイナーなアップテンポのシャッフル。Aメロは3拍目から始まる単調でおどろおどろしいメロディー。Bメロはニュアンスはそのまま言葉数を増やした譜割を繰り返し、来るであろうサビを予感させます。良い感じで盛り上がって来ます。で、サビですが地味に潜ってしまって、何じゃこりゃって感じです。2番の後に出てくるDメロが抜けるメロディーだけに超勿体無いです。
アレンジはリズム隊は派手なんだけど全体的に薄味。伊藤麻衣子「危ない感傷」に通じるお手軽サウンド。もう少し重量感が欲しいです。ソウルフルなコーラスがちょっと笑えます。リフレインでのノリの良さが施されているともっと良かったろうに。
スター誕生出身の割りにはボカールはちょっと不安定。舌が余りすぎてちょっと独特な歌唱。年の割りに声質は幼くて、妙なミスマッチがそそります。お下劣な替え歌がハマるのはそのせいか。
他にアイドル上がりのキャスターがいますが、クレバーな香りがするのは同志社ブランドのおかげ?でも売野雅勇日本語詞の「ライク・ア・バージン」のカバーをリリースしてたなんて誰が想像できましょう。(『インスピレーション』吹田明日香)
heaven and earth

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