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スターボー『ハートブレイク太陽族』

スターボー(すたーぼー)ディスコグラフィ
発売日 1982.07.07
作詞 松本隆
作曲 細野晴臣
編曲 細野晴臣

去年復刻したCDの中で一番衝(笑)撃的だったこれではないでしょうか?今回は宇宙三銃士スターボーのデビュー曲「ハートブレイク太陽族」をご紹介します(オリコン最高位98位、売上0.7万枚)

作詞は年末CD-BOX「風街図鑑」が出た松本隆。サスガいろんな仕事をしています。お得意の男歌。そして主人公は僕ではなく“俺”。っていうか、歌うのはセクシャリティー関係ない宇宙人ですから。車をかっ飛ばしてお前と海辺をドライブする二人の燃え上がりぶりを描いています。確かに熱いけどただそれだけかも。でもこの真剣なのか遊んでるのか判らない感じがプロっぽくて好きです。

作・編曲は細野晴臣。規則正しくAメロ-Bメロ-サビと動機が繰り返される、シンメトリーな作りです。符点を使った弾むメロディーはアレンジと合わさって不思議なグルーブを出しています。僕が好きなのはサビ。♪ハートブレイク気分で~から始まるちょっと無機質なメロディーと下から上がってくるコード進行。こういうのに弱いんです。
最後の♪熱いぜ太陽の季節~とマイナーの主音で終わらない所も凝っています。

アレンジは勿論テクノ歌謡。結構スネアの音色のせいかビートは軽目です。テンポもまったり落ち着いて、バスドラも4拍ではないのでダンスビートともちと違います。テンション系のコードを効かせて宇宙の暗闇を表現?ONコードを使ったベースラインもカッコ良いです。全体的にはタイトというか、細野アイドル物にしては薄味かも。

問題のボーカルは巻き舌バリバリ、無理矢理声太に歌っています。上手いのか下手なのか判断しようがありません。吐き捨てるようなスタッカート唱法。多分サビのハモは本人達だと思います。地球では一応レッスン受けていた人のようですから。

衝撃のデビューの後、しばらくなりを潜めていたかと思ったら、翌年の「たんぽぽ畑でつかまえて」で地球人に帰化し、曲調も平凡な馬飼野ポップスになってしまいました。
この先どうなるのか楽しみだったのですが、やはりルックスに華が無かったから…。でもジャケ裏のファンレターの宛先は同年デビューの明菜と同じ研音だった記憶があります。(『たんぽぽ畑でつかまえて』スターボー、他)

 heaven and earth
 


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