島崎路子『悲しみよりもそばにいる』

島崎路子
発売日 1988.04.21
作詞 戸沢暢美
作曲 辻畑鉄也
編曲 井上鑑

オムニバスCDを買った中にこれまで聴いた事がなかった曲でお気に入りを見つけた時、ちょっぴり得した気分になります。ソニーの通販で買った10枚組のCDに収録されていた曲をご紹介しましょう。島崎路子の「悲しみよりもそばにいる」です。存在は知っていましたが、何をしていた人かプロフィール等は知りません。

作詞は「東京Sickness」、「パラダイス・ウォーカー」の戸沢暢美。片想いのシチュエーションながら、ただ”切なくてたまらない”と言うよりは”この想いが届きますように…”と密かに念じています。来生えつこ的なボカシが有りますが言いたい事が解るのが良いです。また陳腐な英文の無いシンプルな言葉遣いに好感が持てます。ところで戸沢暢美って雰囲気が川村真澄に似てませんか?。たまにごっちゃになってしまいます。

作曲は「ポケットに太陽」、「誘惑のチャチャ」の辻畑鉄也。三人組のピカソのボーカルの人です。8ビートのアップテンポの曲ですが言葉数の少ないゆったりしたメロディーで不思議なグルーヴがあります。アレンジのせいかサビから音階が何処となくチャイニーズがかっています。覚えやすいので結構グルグル頭の中を回ります。

その洒落たアレンジを施しているのが「夢見るマイ・ボーイ」、「探偵物語」の井上鑑。体温を感じるストレートなサウンドで、バッキングの音色に広がりが有り綺麗です。またBメロからサビの終わりまでボーカルをかき消す分厚いコーラスが、この曲の特徴と言えるでしょう。ソウルフルじゃないコーラスワークに味わいがあります。

さて問題のボーカルですがかなりパワー不足です。声質も幼い感じで声量がなく線が細いです。音程は許容範囲なので残念です。もっとボーカルのレベルを上げればいいのに…。バックコーラスと合わせて一つのボーカルだと思うのがお薦めです。「悲しみよりもそばにいる」のCDSのジャケ写の小さなコピー見ますとミドルティーンでしょうか。ルックス的にはおとなし目の、制服とか似合いそうな地味顔で、楽曲の雰囲気とぴったりです。

社の女性アイドルというと思い浮かぶのは松尾久美子、ソフトクリームから吉沢秋絵、真璃子、中村由真、北岡夢子ぐらいでしょうか。アイドル作りはあまり得意ではないようです。
まぁ杏里や今井美樹をニューミュージック系アイドルに仕立てていると言えなくもありませんが…。社を背負うには器が小さすぎましたが、「悲しみよりもそばにいる」は機会がありましたら一度お試しを。(『MEMORIAL POP SHOP』SFC通販オムニバス)

 heaven and earth

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