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本木雅弘

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もときまさひろ。1965年12月21日生まれ(59歳)、埼玉県北足立郡桶川町(現・桶川市)出身。
シブがき隊」の元メンバー。俳優。本名:内田雅弘うちだまさひろ(旧姓「本木」)。
愛称は一般的には「モックン」、コアなファンからは「すばる」。妻はエッセイスト、歌手、女優の内田也哉子うちだややこ(母は樹木希林、父は内田裕也)。

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埼玉県桶川市で15代続く大農家の次男として生まれる。先祖を辿ると、戦国時代に活躍した戦国大名・太田氏に仕えた「鴻巣七騎」の内の一つであり、加納城主の本木氏に繋がる。

中村雅俊などの学園ドラマを観て俳優に憧れ、1980年の秋、14歳の終わりに「東京宝映テレビ (現:宝映テレビプロダクション)」と「ジャニーズ事務所」に同時に履歴書を送る。その結果、ジャニー喜多川からの電話が先にかかって来たため、オーディションを受けてジャニーズ事務所に入所した。

1981年4月、TBSドラマ『2年B組仙八先生』で俳優デビュー。
1982年、アイドルグループ「シブがき隊」のメンバーとして、薬丸裕英(ヤックン)、布川敏和(フックン)と共に、シングル『NAI・NAI 16』で歌手デビュー。たのきんトリオに続く三人組グループのトップアイドルとなる。

1985年3月1日、本木の地元である桶川駅開業100周年記念として、本木が同駅の一日駅長を務める。

1988年、シブがき隊を“解隊”。ジャニーズ事務所も退所。
以後、ソロ歌手&俳優として活動開始。翌1989年、『ファンシイダンス』で映画初主演ながら、シブがき隊のイメージを覆す好演を見せた。

1991年、篠山紀信撮影によるヘアヌード写真集『white room』を出版して話題になる。

1992年、『第43回 NHK紅白歌合戦』にソロ歌手として初出場し、井上陽水のカバー曲『東へ西へ』を歌った際、本木は精液を模した白い液体の入った無数のコンドームを首にぶら下げるという奇抜な衣装で登場。更に間奏では臀部まであらわにした。この過激なパフォーマンスに対し、放送中に80件以上の苦情が寄せられた。(『NHKウイークリー ステラ』1993年12月24日号より)

1995年に、後にエッセイストなどとして活躍することとなる内田也哉子と結婚。本木が海外の映画賞を取材する番組に、内田が通訳として同行していて知り合い、内田が17歳の時にプロポーズした。本木は婿養子となり、後に3児をもうける。

本木は、内田と結婚する際、義理の母にあたる樹木希林から「内田の姓を残したいから婿養子に入って欲しい」との想いを受け、内田家の婿養子になった。

1997年に長男・雅樂うた、1999年に長女・伽羅きゃら、2010年3月に次男・玄兎げんと
也哉子の父はロックミュージシャンの内田裕也、也哉子の母は実力派女優の樹木希林という芸能一家。内田裕也が長年主催している「ニューイヤーロックフェスティバル」には、本木も直接、または間接的に毎年協力していた。

長女・内田伽羅の名前は、「インド産の極上のお香の名前で、音の響きから決めました。清々しく、賑々しく、音を立てて転がって生きてほしい」という理由で名付けられた。伽羅は、2008年3月5日にリリースされた渡邊琢磨(a.k.a.COMBOPIANO)のCDアルバム『冷たい夢、明るい休息』のジャケットでモデルデビューを果たした。(ちなみに渡邊琢磨は、内田也哉子が2005年に結成した音楽プロジェクト「sighboat」のメンバーである。残りのメンバーは鈴木正人。内田也哉子はボーカルを務めている)

更に長女の伽羅はモデルデビューに続き、2009年6月公開の映画『eatripイートリップ』にて、10歳で女優デビューを果たした(母親・内田也哉子とも共演)。更に翌2010年には、映画『おくりびと』の脚本家・小山薫堂が構成を担当した3D映画『FURUSATO ~宇宙からみた世界遺産~』にも出演した。

長男の雅樂も、2018年6月21日にフランスで行われたパリコレに「UTAユーティーエー」名義で出演し、モデルデビューした。

2005年3月1日、本木の地元である桶川駅開業120周年記念として、本木が同駅の一日駅長を務める。1985年の100周年記念に続き、本木にとって二度目となる一日駅長。

自ら企画を持ち込み、主演も務めた映画『おくりびと』が、2009年にアメリカでアカデミー賞外国語映画賞を受賞。本木はレッドカーペットでのインタビューに、流暢な英語で答えた。また、この映画での活躍により、2009年3月20日に埼玉県民栄誉章と桶川市栄誉賞の2賞が同時授与された。

受賞歴

映画 『226 ~THE FOUR DAYS OF SNOW AND BLOOD~』、『べっぴんの町』、『ラッフルズホテル』(1989年度)

  • 第13回 日本アカデミー賞 新人俳優賞
  • 1990年 エランドール賞 新人賞

映画 『遊びの時間は終らない』(1991年度)

  • 第1回 日本映画プロフェッショナル大賞 主演男優賞

映画 『シコふんじゃった。』(1992年度)

  • 第17回 報知映画賞 主演男優賞
  • 第16回 日本アカデミー賞 最優秀主演男優賞
  • 第35回 ブルーリボン賞 主演男優賞
  • 第47回 日本放送映画藝術大賞 映画部門 最優秀主演男優賞

映画 『ラストソング』

  • 第6回 東京国際映画祭 主演男優賞(1993年度)
  • 第18回 日本アカデミー賞 優秀男優賞(1994年度)

映画 『中国の鳥人』(1998年度)

  • 第53回 毎日映画コンクール 男優主演賞
  • 第13回 高崎映画祭 最優秀主演男優賞

映画 『双生児』(1999年度)

  • 第12回 日刊スポーツ映画大賞 主演男優賞
  • 第23回 日本アカデミー賞 優秀主演男優賞

映画 『おくりびと』(2008年度)

  • 第82回 キネマ旬報賞 主演男優賞
  • 第50回 ブルーリボン賞 主演男優賞
  • 第13回 日本インターネット映画大賞 主演男優賞
  • 第32回 日本アカデミー賞 最優秀主演男優賞
  • 第63回 日本放送映画藝術大賞 最優秀主演男優賞
  • 第18回 東京スポーツ映画大賞 主演男優賞
  • 第3回 アジア・フィルム・アワード 主演男優賞
  • 第28回 藤本賞(製作に対して。中沢敏明と連名での受賞)
  • 埼玉県民栄誉章
  • 桶川市栄誉賞

テレビドラマ 『坂の上の雲』(2011年度)

  • 第66回 日本放送映画藝術大賞 放送部門 優秀主演男優賞
  • 第38回 放送文化基金賞 演技賞

映画 『日本のいちばん長い日』、『天空の蜂』(2015年度)

  • 第40回 報知映画賞
  • 第28回 日刊スポーツ映画大賞 助演男優賞
  • 第89回 キネマ旬報ベスト・テン 助演男優賞
  • 第39回 日本アカデミー賞 最優秀助演男優賞(『日本のいちばん長い日』にて)
  • 第39回 日本アカデミー賞 優秀助演男優賞(『天空の蜂』にて)
  • 第58回 ブルーリボン賞 助演男優賞



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