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国実百合『ボーイフレンド』

国実百合『ボーイフレンド』
発売日 1988.06.21
作詞 麻生麗二
作曲 林哲司
編曲 林哲司

今回は久々に四国を旅行したので土佐Girlの国実百合の2nd.シングル「ボーイフレンド」をご紹介します(オリコン最高位23位、売上1.8万枚)。でもこの頃のアイドルってちょっと疎くて、彼女のシングルで記憶にあるのはこの曲と「コーヒ・ールンバ」くらいです。BEST盤で初めて聴いた「秋色の街」もしみじみ系のサビが好きです。

作詞は麻生麗二。林哲司とのコンビでデビュー曲「青い制服」も手掛けています。夏の避暑地へ続く道。ボーイフレンドのままの彼との去年の夏を思い出しながら、恋人になりたい!と思う少女の気持ちを描いています。ご存知の方も多いとは思いますが、麻生麗二とは売野雅勇の別名。使い分けの基準は知りませんが、ルビ攻撃も2つ出てきますし、図書館・少年の影…など必須アイテムも散りばめられています。サビの♪SOS、のメロとのハマリはバッチリですが、指文字として書かれたという必然性のなさが、気分で書いっちゃった風でよろしくないです。

作曲・編曲は林哲司。作曲は7曲目の「北風にひとりぼっち」まで手掛けています。メジャーでUPテンポでシャッフル。とても夏らしい仕上がりになっています。なんとなく聴いているとわかりませんが、楽譜で見るとBメロで転調しています。一時期やたら転調に凝っていた林哲司のなせる技でしょう。最後のサビのリフレインではひねりも加えられ、なかなか凝った作りになっています。

アレンジはデジタル風味。らしいキーボードに、らしいギター。きらびやかな林ワールドですが、どーも安っぽいのはシンセブラスのせいでしょうか?ノリは良いんですけど。

ボーカルはかなり味の部類。囁き寸前の口先ボーカル。あとシャッフルのリズムに乗りきれていない所が何箇所かあって凄く気持ち悪いです。そういう意味ではこの曲彼女には難しくて長すぎ。でもリリースを重ねる毎に上達しましたね。驚きました。ルックスも元祖高田万由子風で可愛かったのですが、楽曲と共にアクの無さがインパクト不足を招いたのでしょうか?芸映も売り切れませんでした。(『Y-923NE』国実百合、他)

 heaven and earth
 

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