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アイドルグループ系譜

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WBCの第二ラウンドで日本がオランダにコールド勝ちした余韻にもっと浸りたかったが、監督インタビューの途中でTBSの地上波放送は終わってしまった。慌ててCSTVのTBSニュースバードに切り替えたが、プロ野球のペナントレースのようにはリレー中継はしていなかった。
残念だったが、そのザッピング中に歌謡ポップスチャンネルというJ:COMの新しいチャンネルを発見した。リモコンのチャンネルボタンでTBSニュースバードを捜していた時、354chで昭和臭い白黒のニュース映像をバックにした懐かしい歌「WAKE UP/財津和夫」が聞こえてきたのだ。

後日ホームページを検索し、サイトのdescriptionを覗くと「最新のオリコン演歌・歌謡曲のヒットチャート、JOYSOUNDカラオケランキング、70年代・80年代アイドルの懐かしライブ映像、カラオケレッスンなど、人気の演歌・歌謡曲の最新情報をお届けする音楽チャンネル。」とある。
演歌には興味はないが、番組欄には、昭和の高度成長期の想い出のヒット曲を懐かしいニュース映像で振り返る「あの頃、この歌」やNHKで放送された「レッツゴーヤング」の再放送などが載っており、往年のアイドル歌謡も楽しめそうだ。私が目にしたのは、この「あの頃、この歌」という番組だろう。

「WAKE UP/財津和夫」は1979(昭和54)年のリリース。
偶然耳にした懐かしの曲に誘われ、あの頃はどんな曲が流行っていたのだろうと思い、1979年の年間シングルベストテンを確認したところ、なんと10曲中半分の5曲は演歌であった。やはり70年代は歌謡ポップスチャンネルの謳い文句のように「演歌」が強かった時代のようだ。女性アイドルは辛うじて「カメレオン・アーミー/ピンク・レディー」が10位にランキングしている。
私にとってピンク・レディーの曲は3rdシングルの「カルメン’77」が特に郷愁を帯びた懐かしソングだが、確か「カメレオン・アーミー」までで連続オリコン1位が途切れ、その後の全米デビューを契機に、彼女たちは国民的アイドルから一気に急坂を転げるように人気が下火になったと記憶している。

国民的な人気を得た女性アイドルグループのほとんどは10代の少女たちである。1960年代からミルク・ティーンと呼ばれる小学生アイドルはいるが、モーニング娘。やAKB48の活躍によりますますアイドルは低年齢化している。意図せぬ思惑や葛藤に晒された少女たちは、10代後半にもなるとグループから卒業して早くも第二の人生を模索することになる。

アイドルグループ系譜
キャンディーズからAKB48まで歴代のアイドルグループ考察。 国民的な人気を得た女性アイドルのほとんどは10代の少女たちである。60年代からミルク・ティーンと呼ばれる小学生アイドルはいるが、SPEED、モーニング娘。、AKB48の活躍によりますますアイドルは低年齢化している。10代後半にもなると少女たちはグループを卒業(脱退)し、早くも第2の人生を模索することになる。特にアイドルグループはメンバー増減や再結成など話題が豊富である。その新旧をのぞいてみると…



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