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辺見マリ『ルネッサンス』

辺見マリ『ルネッサンス』
発売日 1980.07.01
作詞 岡田冨美子
作曲 大野克夫
編曲 船山基紀

今回は、新星堂とタッグを組んで過去の財産の掘り起こしを図っている、ナベプロの曲を特集したいと思います。まず最初はBEST盤CDがリリースされた辺見マリ「ルネッサンス」を取り上げます(オリコンTOP100チャートインなし)。何故かシングルレコードを持っています。

作詞は岡田冨美子。この頃だと小柳ルミ子「来夢来人」なんか手掛けています。タイトル通りテーマは“再生”。♪生き返れるなら一晩だけ死にたいわ、とか、♪生まれたばかりの女にかえるわ~、といったフレーズが出てきます。
小学生だった当時は考えもしませんでしたが、♪はずした指輪が罪を集めて…って事は不倫の内容。“愛という名の深い森”を綴るフェロモン濃度高い歌詞です。

作曲は大野克夫。気持ち落ち着き気味のテンポ。最初から最後までマイナー歌謡曲。ほとんど同じフレーズが出てこない飽きのこない仕掛けの多いメロディーです。llmから始まる独特の頭サビや、8分音符で畳み込みかけるBメロあたりが好きです。

アレンジはデジタル化する前の船山基紀。解説にはAOR路線と書いてあるけど、その手の馴染み無いので正解なのかどうかわかりません。僕的にはよりアダルトにした岩崎宏美風ゴージャス歌謡曲系です。分厚いストリングスが超豪華。
で何よりリズム隊が手を変え品を変え派手に迫ってくるのが良いです。ドラムのおかずが最高!。ベースもギターのカッティングもエレピも、下世話スレスレの上品さがたまりません。

ボーカルは妙に硬いと言うか真っ直ぐな歌い方。元々上手いと言われたんですかね?。単語の頭のアタック感とか、意識的なブレスとか、所々昔のヒット曲を彷彿させる色気を出してます。高音へ抜けるところは案外普通。結構カラっとした声質に聞こえます。

リアルタイムで歌手としての全盛期を知らないんで、ただのタレントさんにしか思えなかったのですが、もう離婚しての歌手復帰だったんでしたかね?

何より辺見マリの歌手復帰自体がルネッサンスって事なんですけど、セールスはさっぱりでした。(『シングル・コレクション』)

 heaven and earth
 


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