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手を振るガジュマル

手を振るガジュマル

無事に越冬したガジュマルがこの時期になって、何枚かの葉を黄色に変えはじめた。
鉢植えにして数年経つので土の養分が枯渇したものと素人判断し、観葉植物用土と栄養剤を購入して、植え替えることにした。ネット検索でも植え替え時期は最低気温が15度を下回らなくなる5月から6月頃が最適とのこと。

軍手をはめて庭に出て、いざ植え替え。
鉢の側面を叩いてガジュマルを取り出し、適当に根切りをする。
今回は根付かせることに栄養分の多くを回したかったので、昨年剪定した時に迷って残した、一片だけ横に長く伸びた枝は思い切って切り落とした。
切った枝は捨てようと思ったが、妻が葉についた泥を拭き、枝の下部にある数枚の葉を取って、茎を露わにしている。庭の花と一緒に花瓶に活けるため、邪魔になる葉を取っているという。

短い枝に合わせた急拵えの瓶に、暫し名もない花(名前はあるが、私が知らないだけ)が咲き、その後ろ側に挿したガジュマルの緑が映えている。
何日か経ち、部屋の花は萎れてきたが、ガジュマルの葉は依然として剪定前と変わらない。瓶に入れた水をしっかり吸い上げている証拠だ。

やがて花はなくなり、瓶にはガジュマルだけが残った。
根が出るかなと期待し、洗面台に場所を移して数日間放置していたが、水に漬かった枝の末端に小さな綿菓子状の半透明の膜ができ、それが白い点になり、やがてモヤシのような根っこが出現した。
根っこを一本発見した後、栄養液を水に足すとその日のうちにモヤシ然とした根っこが次々に出てきた。最初の根っこが瓶底につきそうな勢いなので、鉢に植えることにした。
挿し木のため鉢植えの土の接点から直ぐに大きな葉が生えた姿で、全体としてややバランスが悪い。

新たに加わったガジュマル。
風が強い日はまだ家の中。外に置きたいのだが、根付くまでは強風に煽られて倒れる心配がある。

庭先に綾なす半日向の光と水遣りの雫を受けた大きめの葉が、微風を受けて不格好に揺れている。初めて大地に立った歓びのサインのように。

 

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