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荒木由美子『ミステリアス チャイルド』

荒木由美子『ミステリアス チャイルド』
発売日 1979.03.21
作詞 阿木耀子
作曲 宇崎竜童
編曲 萩田光雄

宇崎竜童作品を歌ったアイドルは多くいますが、忘れてならないのはホリプロ裏定番の荒木由美子です。第1回ホリプロスカウトキャラバンの優勝者はご存知榊原郁恵ですが、タレント仲間内では優勝は荒木由美子で決まり!という声があったそうです。

デビュー曲「渚でクロス」の売上4.4万枚(オリコン最高位56位)こそ榊原郁恵の「私の先生」2.8万枚(同55位)を上回りましたが、2曲目「ヴァージンロード」(同じ阿木&宇崎コンビの3連の曲で“チュチュハッハッ”のソウルフルな女声コーラスが1度聴いたら忘れられませんが詞・曲ともヘビーです)以降さっぱりでした。

デビュー当時のボーカルは、高田みづえ同様気持ちコブシが入っています。
今回御紹介する7thシングル「ミステリアス チャイルド」は阿木&宇崎コンビの作品で編曲は萩田光雄(←完璧山口百恵)、売上0.7万枚オリコン最高位90位でした。

この曲はヤンソンで近田春夫氏が「オカルト歌謡曲の傑作」と絶賛した楽曲です。何がオカルトかって?。詞の内容です。月夜の公園、揺れているブランコからあたしが友達の彼とキスをしている所を子供がみている…。ただそれだけですが、いきなり”子供が見てたの 子供が見てたの~”でカウンターパンチが入るメチャプロっぽい歌詞です。

そしてスリリングなストリングスに歌謡ロック系のギターの刻みが絡み合い妖しいシチュエーションを盛り上げています。ボーカルは最近では岡本真夜に見られる語尾ため息系で、さしずめS50(1975)年代の爽やかな辺見マリといった感じで上品なお色気で迫ります。

C/Wは彼女の代表作であろう「燃えろアタック」(←ヒグマ落としでお馴染み、テレ朝系)の挿入歌「春の妖精」。健康美の郁恵ちゃんにお色気たっぷりの由美子嬢、飾るグラビアは「明星」に「プレイボーイ」、方やアイドルの王道を歩き方やピンナップガールを極める、果たして優勝・準優勝が逆だったらどうなったでしょうか?

又このS54年(1979)には「ラブ・ジャック・サマー」(没タイトル「5番目のジゴロ」)VS.「グッド・バイ・ジゴロ」というジゴロ戦争もありました。掴んだダンナは渡辺徹に湯原正幸。
彼女は夫婦そろって出演しているトイレクイックルのCMだけで食べていけるのかが心配です。(『プレイバック・シリーズ』by荒木由美子)

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