西村まゆ子『君は流れ星』

西村まゆ子(にしむらまゆこ)ディスコグラフィ
発売日 1978.01.21
作詞 喜多条忠
作曲 三木たかし
編曲 若草恵

今回もちょっと懐かしめの所で第2回ホリプロスカウトキャラバンの優勝者西村まゆ子のデビュー曲「天使の爪」をご紹介します(オリコン最高位67位、売上2.1万枚)。半年ばかりの芸能活動で、そのスキャンダラスな話題の方が印象的な彼女です。

作詞は喜多条忠。何故か若い恋を反対されている女性が、切なさ募らせ有明海を一人旅するというフォークというより演歌的な世界。この曲が収録されているCDのブックレットによると石川さゆりが目標だったそうで、それらしい日本旅情物の流れをキッチリくんでいます。「天使の爪」とは白い貝殻のこと。インパクトのある良いタイトルです。

作曲は三木たかし。もろ石川さゆりでより若くした感じなメロディー。筒美京平も真っ青なほどのとっ散らかり具合で様々な動機が出てきます。特にサビでも無いのに盛り上がる出だしのメロディーは最高。これでもかと言わんばかりの難し目の展開が飽きさせません。

アレンジも三木たかしかと思いきや若草恵。泣きの入ったエレキで始まるイントロがすべてを物語っています。ブラスやストリングスもとても歌謡曲的。オーソドックスで安心させてくれます。また三木たかしの持つグルーブ感もリズム隊に活かされてます。前年デビューした高田みづえと同じラインとも言えます。

ボーカルは気持ちコブシの入ったパンチ系。でも声質は結構アイドルっぽいかも。通りも良く、聴いていて凄くスカッと抜ける歌声です。まぁ大仏っぽいルックなので、歌唱力勝負なのは致し方ないでしょう。この人も第2弾「人恋初めし」が聴きたいなぁ。(『female idol collection vol*2』オムニバス)

 heaven and earth

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