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アグネス・チャン『アゲイン』

アゲイン
発売日 1978.08.25
作詞 松本隆
作曲 吉田拓郎
編曲 松任谷正隆

何故か前から聴きたくてCDを購入した現在Myブームな曲をご紹介します。カナダ留学→日本帰国後アグネス・チャンの本格的復帰第一弾だった「アゲイン」(最高位22位,売上9.3万枚)です。

作詞はこのコーナーではお馴染み松本隆。作曲の吉田拓郎とのコンビに同じナベプロの石川ひとみ「ハート通信」(オリジナルはアグネスのアルバム曲)や、松尾久美子「メモワール」などがあります。歌詞はちょっと無理矢理な所もありますが、あなたもう一度よろしくね!、という内容です。

聴いていると小道具や情景描写など松本隆らしさが随所に表れています。この歌詞の特徴は言葉数の多い事。このメロ先か曲先かわかりませんが、この拓郎節と歌詞のハマリは感心します。

作曲の吉田拓郎はS53(1978)年には女性アイドルにかなり楽曲を提供しました。「失恋魔術師」「私の首領」「ドンファン」などがあります。

メロディーは一聴しただけで判る拓郎節。ミディアムテンポですが16分音符で畳み掛けるメロで、歌詞よっても譜割がかなり異なっています。頭サビでA-A”と来て頭サビになって更に大サビになる仕掛けの多い構成。個人的に特に大サビの“アゲイン アゲイン もう一度”からが生理的にお気に入りで参ってしまいます。

アレンジは松本隆とは多くのプロダクツはありますが吉田拓郎との女性アイドル物は珍しい松任谷正隆。アイドルでは「小麦色のマーメイド」、「青春」(「卒業」C/W)などがあります。移籍第一弾シングル「やさしさ知らず」では作曲もしています。メジャー・マイナー入り交じる拓郎節の特徴を活かしたアレンジです。全体的にFOLKソング的味付けでイントロや間奏他のリコーダーの音色がカレッジソング?の雰囲気を演出をしています。コーラスも上品でGOODです。

ボーカルは下手ではないけれど結構味わい系。頭のてっぺんから出てくる高音は好き嫌いが別れそうです。デビュー当時に比べて声も太くなりましたが独特のビブラートは健在です。
僕は訛った日本語で歌う人はあまり好きになれませんが、辛うじて許容範囲か。この難しいメロディーをなかなか歌いこなしているし、キャラクターにもハマっています。

その後ナベプロが設立したのに伴ない移籍しましたが、ヒット曲には恵まれませんでした。やはり留学のブランクは取り戻せず「少し待ってて」「アゲイン」とはいかなかった様です。(『ベストアルバム』アグネス・チャン、他)

 heaven and earth
 

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