1983年8月にリリースされたシブがき隊のシングル『Hey!Bep-pin』以降、シブがき隊の専属バックバンドとして活動。
当初のバンド名は、リーダーの龍野茂が設立していた会社名と同名の「ララバイ」だった。
「シブ楽器隊」という新しいバンド名は、一部ではジャニーズ事務所の社長・ジャニー喜多川が命名したものだと言われていたが、実際は1984年の夏に、飲み会の席で布川敏和が思いつきで言った一言で決まったものだった。そして翌日のコンサートですぐに発表され、改名となった。
結成時のバンドメンバーは6名だったが、入れ替えや補強などかなり流動的で、最終的には15名近くのメンバーが参加した。2人居た女性コーラスは、ファンの間で「コーラス姉ちゃん」と呼ばれていた。
なお、シブがき隊の解隊コンサートにて、感極まった布川敏和から楽器隊のメンバー紹介を忘れられてしまったという悲しいエピソードを持つ。
シブがき隊の専属バックバンドでありながらも、途中で芳本美代子、後期には光GENJIのバックバンドとしても活動していた。
[メンバー]
- 龍野茂(リーダー。リードギター)
- 甲斐完司(リードギター)
- 吉沢賢一(初代リズムギター。1980年に「フーピー(whoopee)」結成)
- 黒河孝弘(二代目リズムギター)
- 葛口雅行(ベース。レコーディング・プロデューサー)
- 原田幸盛(キーボード。「有限会社サイバー」設立。「Avenue」を結成)
- 村田??(キーボード、サックス)
- 近藤裕信(前崎とのWキーボード)
- 前崎史郎(近藤とのWキーボード。「remote」→「Zen-4」)
- 近沢??(二代目ドラム)
- 小森啓資(三代目ドラム。「クライズラー&カンパニー」→「野獣王国」→「KENSO」)
- 山本雄一(四代目ドラム。1987年の『反逆のアジテイション』から参加)
- BON新村(パーカッション。『喝!』から加入)
- 倉富義隆(サックス。堂本剛のバックバンド「SC△LE(スケール)」にも参加)
- 波田野直彦(トランペット)
- 遠藤由美(コーラス。リーダーの龍野の恋人)
- 市川ゆかり(コーラス)
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