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芳本美代子『Auroraの少女』

芳本美代子『Auroraの少女』
発売日 1986.09.10
作詞 松本隆
作曲 筒美京平
編曲 船山基紀

先日ブロードキャスターの“お父さんのためのワイドショー講座”を見ていたら某タレントの不倫騒動を伝えていました。その正妻である彼女(スッピン激やせ)のアイドル時代のヒット曲が某タレントの役名に引っ掛けて流れていました。懐かしかったのでご紹介します。

芳本美代子7thシングルでミッチョンの最大のヒット曲「Auroraの少女」です(オリコン最高位8位、売上7.9万枚)
作詞は「地上に降りた天使」、「ONE NIGHT IN HEAVEN」の松本隆。果たして主人公は何者なのか良く判りませんが、彼が新しい女を作り私は北国目指して船に乗るという内容です。“北に輝くオーロラ”って位ですから北国は日本ではないでしょう。また麦畑、ヒヤシンスとお得意の植物アイテムも歌詞に出て来ます。ただ職人気質の松本隆にしてはサビの“ロオ~ンリーガール”(←Lonely Girl)の譜割は少々甘いのでは?

作曲は「ツイてるねノッてるね」、「サクラが咲いた」の筒美京平。構成はA-A”-B-Cでリフレインの前にDメロが出て来ます。Aメロは似たような譜割を繰り返し乍ら音階を変える覚え易い作りになっています。サビ(B)の出だしはマイナーのIV度進行なので悲しさ倍増。全体的には京平節の中では仕掛けの少ないシンプルな楽曲です。
編曲は「フラミンゴinパラダイス」、「負けないで…片想い」の船山基紀。やたら重厚なスネアの打ち込みにハイハットの16の刻み。シンセブラスの華やかさにサビ前のティンパニーのおかず。どれを取っても典型的で魅惑的な船山ワールドです。AメロではONコードを使ってアクセントを付けています。

ボーカルはアイドルでは上手な部類だと思うのですが、ルックスの可愛らしさとミスマッチな独特のうなり節が好き嫌いの別れる所でしょう。僕は嫌いではないですが、しなやかさとか可愛げがある方が良いのであまり好みではありません。ミッチョンは「Auroraの少女」の後2曲楽曲に恵まれず(特に久保田利伸作曲の「ヴァニティ・ナイト」はつまらない)、地盤沈下が進み同年デビューの本田美奈子を越えられませんでした。何時の間にか歯並びが綺麗になり、結婚→別居と波乱に満ちたミッチョンの人生行き着く先やいかに。(『芳本美代子ベストコレクション』)

 heaven and earth
 

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