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おニャン子クラブ

おニャン子クラブ
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おニャン子クラブ(1985年~1987年)
女子大生を起用したフジテレビ系土曜深夜の人気番組「オールナイトフジ」の女子高生スペシャルが契機となり、1985年4月1日に放送を開始した「夕やけニャンニャン」から生まれたアイドルグループ。

1985年7月5日「セーラー服を脱がさないで」でレコードデビューし、新田恵利、国生さゆり、河合その子、高井麻巳子、渡辺美奈代、渡辺満里奈、工藤静香のソロ、うしろ髪ひかれ隊、うしろ指さされ組、ニャンギラスのユニットなど数多くのアイドルを輩出。平日の夕方5時から始まる公開オーディション形式の番組は擬似的な放課後感覚を想起させ、それまでのアイドルが持つ偶像の価値破壊をもたらしたとも言われている。

さらにこれらの現象は、一方ではグループ本体から派生したソロ・ユニット活動によりファンは各自一推しの女の子を探すバリエーションを楽しむことができるが、他方ではメンバーの増減を繰り返す卒業が用意されているシステムによって加速度が増し、おニャン子症候群といったファン心理を産みだし、1986年にはおニャン子ファミリーがオリコンチャート52週中35週間1位を独占するといった快挙を成し遂げている。

現在のモーニング娘。の成長過程と比較すると多くの共通要因が指摘できるが、おニャン子クラブは1987年8月31日「夕やけニャンニャン」番組終了後の翌9月20日国立代々木競技場「全国横断FINALコンサート」最終公演で解散。
2年2ヶ月続いたおニャン子旋風は夢カタログを届け終わり、この日幕を閉じた。

2002年11月20日、Maxiシングル『ショーミキゲン』で15年ぶりに再結成。





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