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中島みゆき『わかれうた』

中島みゆき『わかれうた』
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発売日 1977.09.10
作詞 中島みゆき
作曲 中島みゆき
編曲 福井崚・吉野金次

粘り強いチャートアクションを見せてましたが、紅白出場以来の彼女はまさに一大ムーブメントです。実は僕はアルバム持ってないし、気に入ったシングルしか持ってないんですけど、改めて振り返ってみました。

80年代はアレンジャーの船山基紀らの功績によって、どちらかといえばPOPなサウンドへ変貌をとげました。その頃で好きなのは『誘惑』。哀愁漂うメロディーに色香も加わった仕上がり。90年代ではドラマ主題歌で大ヒットした『空と君のあいだに』。この後色んな面で過渡期になるわけですが、変わる事無く自分の世界を作り続け『地上の星』につながるわけです。

この所のちりめんビブラートな歌声や、軍歌的な符点音符を多用したメロディーはいかがなものか…と思ってましたが、もう力でねじ伏せられた感じです。

でもって、やっぱり一番なじみがあるのは『わかれうた』かな。デビュー以来のスリーフィンガー系なアレンジに訥々と続くマイナーなメロディー。描き出される別れのむごさは、当時小学生だった僕が聴いて理解してたのか!?。最近は特に♪立ち去る者だけが美しい~、ってフレーズが沁みます。色恋に限らずいつも別れはそうだよね…。c/wの『ホームにて』もせつないバラードです。

 heaven and earth




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