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林寛子『恋はお伽話じゃないから』

林寛子『恋はお伽話じゃないから』
発売日 1977.04.25
作詞 森雪之丞
作曲 佐瀬寿一
編曲 あかのたちお

今回は最近のヘビーローテーションな曲、林寛子の『恋はお伽話じゃないから』をご紹介します。
口喧しい元黒澤婦人のイメージが強い彼女の、唯一リアルでワンフレーズ覚えていた曲です。
作詞は森雪乃丞。当時NAVレコードとかでよく書いてましたね。で、彼の持ち味の気分で書いてるっぽさが表目に出てるお色気ソングです。歌詞はそんな大人しくしてないで激しく愛して欲しいの!という内容。

♪生意気な女、目茶苦茶な女、悪戯な女、なんて言葉が出てきて、抱きしめられたりキスされたりしたい…と。
おまけに当時17歳位なのにワイングラスまで出てくる大胆な小悪魔っぷり。色気溢れる仕上がりです。

作曲は佐瀬寿一。この人もキャニオンっぽい人ですね。アレンジのせいか穂口雄右っぽいメロディー。
ライン的には寛子版「パールカラーにゆれて」か。ゆったりした16ビートのマイナー。A-B-A-B-C-Bという構成。
随所に難易度の高い細かな譜割が。トリッキーに3拍目のメロディーは洒落た展開。
尺が短いのとちょっぴりメジャー感のあるサビメロは地味なんだけど、この曲は何と言ってもBメロ!。
同じ譜割で2パターン×2+変調子で♪恋はお伽話じゃないから~、ってこびりついて絶対耳から離れないはず。

編曲はあかのたちお。この頃がギリギリの時代か?。ハイハットやタンバリンが裏打ちでグルーヴを出し、サビでスローにリズムを取りますが、ピアノとカッティングギターの16ビートのバッキングが全体を司ってます。
勿論ストリングスの必須アイテムもゴージャスに決まって、泣きのエレキソロもいい味出してます。

ボーカルはこれが上手いんだな。劇団いろは→“君こそスターだ”のチャンピョンだそうで、安定感のある歌声を披露してます。デビュー当時からしばらくは甘ったるくウェットな歌い方でしたが、前作の『私がブルーにそまるとき』から肩の力が抜けた上品なボーカルに大変身。こっちの方が断然良いです。

テヌート気味ないわゆる“タメ”は健在ですが。なかなか侮れない大人っぽくてチャーミングなボーカルです。
イメチェンが何回か図られましたが、作詞家に千家和也が多用され、麻丘めぐみフォロワーみたいですね。
でもMyこれ!で並べられたシングルジャケット見てると2nd.ですでに訳知りな目つきになってる気が…。
グラマラスだったみたいだし、狸顔だけど男好きのする感じ。早熟なアイドルだったのかなぁ。(2003.10.28)

 heaven and earth
 

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