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研ナオコ『窓ガラス』

研ナオコ『窓ガラス』
発売日 1978.07.10
作詞 中島みゆき
作曲 中島みゆき
編曲 クニ河内

梅雨に入って鬱陶しい日々が続いていますが、最近突然聴きたくなってハマっている研ナオコの「窓ガラス」をご紹介します(オリコン最高位8位、売上23.8万枚)どんよりと救いの無い感じがこの季節にたまらなくフィットします。

作詞・作曲はご存知中島みゆき。「LA-LA-LA」「あばよ」等のヒットが有りますが、このシングルは「かもめはかもめ」の後を受けてリリースされました。歌詞は中島みゆきお得意の振られソング。あの人の友達に慰められている私。でも2番ではうっかり気を抜いた友達が余計な事までペラペラ喋りまくるという、暗いオチまでついています。経験はないけど実際ありそうなシチュエーションだけに怖いです。

メロディーはマイナーなフォークソング。A-A”-B-A”の構成。シンコペーション系の同じ譜割を多用し変化を付けたシンプルな作りです。サビの♪それより~、の入りで一瞬メジャー展開が出てくるのですがこれが良いフックになっています。

アレンジは研ナオコのみゆき物を多く手掛けるクニ河内。ネットで調べたらチト河内は弟だそうです。アコースティックギターがフューチャーされたフォークなアレンジ。でも隙がないんですよね。訥々としたベースやストリングスも物悲しさを盛り上げます。派手では無いですが、何とも言えない重厚な雰囲気が漂っています。

ボーカルはわざと枯れさせたいかにもなボーカル。かなり“泣き”が入っています。同じくみゆき作品を歌った桜田淳子は節回しもぽかったけど、こちらはあくまでも自分を押し殺した感じ。
でも増田けい子「すずめ」と似ている気もするので、“力を抜いて”と指示があったのかも。

まぁ色々あった研ナオコですが、同じレコード会社とは言えだれがこの組み合わせを考えたのでしょう?不勉強なのでいきさつは知りませんがgoodなコンビネーションです。(『Best Selection』研ナオコ)

 heaven and earth
 

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