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第21話「生きていたダブルライダー」

放映日:1973.07.07
登場怪人:ギロチンザウルス、ドクバリグモ
決め技:V3回転キック、V3反転キック
脚本:伊上勝 監督:山田稔

それでは、前回の続きから
おやっさん達を人質に捕られ戦えないV3にギロチンザウルスの刃が迫ります。
そこに、あのメダルから響くダブルライダーの声!「腕をクロスだ!」そうすれば26の秘密のひとつ細胞強化装置が働くのです。クロスされたV3の腕はギロチンザウルスの刃を跳ね返しました。怒ったギロチンザウルスは人質の殺害を命じます。が、そこにシゲルとケンイチが現れパチンコで戦闘員を攻撃。その隙をついてV3は人質を救出。ギロチンザウルスはとっとと逃げてしまいました。ちなみに、このシーンのロケ地は来島ドッグだそうです。

デストロンのアジトでは、捕らえられた深沢技師が地下牢に閉じこめられます。V3をおびき出す囮にするというドクトルGに対して、彼は、そんなことに使われるくらいなら「自殺する!」と健気なことを申します。
しかし、人工重力装置により10倍の体重にされ床に押しつけられてしまい、どうしようもありません。

一方、薄暗いホテルの一室で、風見はメダルを見つめ「このメダルはダブルライダーが俺に…」と生きているかもしれないダブルライダーへの思いを巡らします。
そこに、おやっさんや、珈琲を持った純子さん達が入ってきます。眠り薬入りの珈琲を飲まされた風見は眠ってしまいます。実は、救出したおやっさん達は、既にドクバリグモにより例のコントロールビールスを注射されてしまっていたのです。

そこに、ドクバリグモが出現。
しかし、いきなり起き上がる風見。眠り薬など彼には通用しないのです!
すかさず逃げ出すドクバリグモ。操られているおやっさん達の妨害を振り切って風見はこれを追いますが、逃げられてしまいました。

風見は、おやっさん達の身体を元に戻す血清が、ドクバリグモの身体のどこかにあるはずだと、捜索を開始します。
そして、暗い洞穴の中で、風見はいきなりドクバリグモに襲われビールスを注射されてしまいます。ドクバリグモを追って外に出た風見にビールスが効き始めます。ドクバリグモは風見に、自分の注射器のついた腕を預け「これで自分の喉を突け!」と迫ります。意思に反して腕が動いてしまう風見。と、突然、彼は橋の上から転落し爆発。「くたばったかV3」と一息つくドクモリグモ。

しかし、その前にV3登場。
風見志郎から仮面ライダーV3に変身することにより肉体構造は全て変化するのです。変身することによりビールスをはねのけたのです。そして戦闘開始。ついに、V3はドクバリグモの針をドクバリグモ自身に刺します。
すると、ドクバリグモは、腰に付いている血清を自分に注射。血清の場所を知ったV3はこれを奪います。ドクバリグモはまたも逃亡。

黒い乗用車の中のドクバリグモ。デストロンの作戦は松山から高知に変更されたのです。そのデストロンの行動を風見が追跡します。五台山のロープウェイの中に黒服黒眼鏡のデストロン工作員。そして、そのロープウェイのゴンドラを支えるアームの上に風見が!
そう、これがスタント無しで宮内氏自身が演じたことで有名なあの場面です。移動しているゴンドラのアームにぶる下がる風見のアップ。ということは、カメラもゴンドラの屋根に載っているということ。うーん、ちょっと凄いですよね。

さて、山の上でSS装置の実験をしようとしているドクバリグモ。これを蔭から覗く風見。SS装置とは、SuperSleep装置、要するに催眠音波を発生させる装置のようです。しかし、なにやらSS装置が不調のようで、作動しません。そこで、SS装置の専門家が呼び寄せられることになりました。到着するのは桂浜。

というわけで、場面は桂浜。土佐犬と坂本龍馬と高知の名物をしっかりとなめながらカメラは桂浜を見渡します。
白スーツに黒眼鏡の髭の男が1人。例のSS装置の専門家です。おやっさんがこいつの鳩尾に一発。そして誘拐。やるな、おやっさん(^^; さらに、今度は、風見が白スーツに黒眼鏡、さらに髭も付けて、SS装置の専門家に変装。そして、迎えに来た黒服の男によってデストロンのアジトへと案内されます。

アジトに到着するや、風見はSS装置の修理を始め、1人にして置いてくれと人払いをさせます。1人になると風見は、深沢技師の捜索を開始。身を潜める風見の前を、グチを言いながら通り過ぎていく戦闘員がちょっと微笑ましいです。そして、風見は地下牢の深沢技師を発見。重力装置を止めるために上の階へ。
しかし、「そこで何をしている?」とドクトルGの声。既に風見の変装はばれていたのです。にもかかわらず、風見は不敵にも「ばれちゃあ仕方ないな」と言い放ち、V3に変身! が、突然、床が開き、V3は下の地下牢に転落。人工重力装置でV3も床に押さえつけられてしまいます。このアジトは、あと1分で爆発すると言い残して去るドクトルG。V3、ピーンチ!

しかし、そこに再びあのメダルからダブルライダーの声が!「送ったメダルを使え!…ダブルタイフーンにセットするのだ!」
V3は、すかさず、メダルをベルトの右側面にセット。すると、ダブルタイフーンが輝き回りだしました。この時の光って回っているダブルタイフーンって、もしかして、例の玩具、光る回る変身ベルトじゃないでしょうか?
そして、この時、V3はダブルライダーがオーストラリアでデストロンと戦っていることも知らされました。やはり、ダブルライダーは生きていたのです!

無事脱出したV3はハリケーンでドクバリグモを追います。そして、岩だらけの海岸で戦闘開始。そこに火炎を吐きながらギロチンザウルスが登場。こいつ、今まで何をしてたのでしょう?
映画「仮面ライダーV3対デストロン怪人」の方の撮影でもしていたのでしょうか…。
さて、冗談はともかく、2怪人と対峙するV3。この戦いを崖の上から見ているドクトルGが「早くV3を倒せ!」と督促しますが、V3は、V3回転キックでギロチンザウルスを、V3反転キックでドクバリグモをと怪人達を次々に葬ってしまいます。「えーい、不甲斐ない奴らめ!」と悔しがるドクトルG。

こうして、デストロンの四国占領作戦は阻止され、ダブルライダーの生存も確認できたし、というわけで、船上でくつろぎながら、ライダー隊御一行は東京へと帰っていきました。
めでたし、めでたし。

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