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桑江知子『ブルーブルーアイランド』

桑江知子『ブルーブルーアイランド』
発売日 1979.05.21
作詞 竜真知子
作曲 都倉俊一
編曲 萩田光雄

続いてご紹介するのは、桑江知子のセカンドシングル「ブルーブルーアイランド」です(オリコン最高位93位、売上0.7万枚)。彼女自身には大して思い入れないのですが、ひっちゃんと仲良しということで、取り上げてみました。ヒットしたデビュー曲「私のハートはストップモーション」に引き続き竜+都倉+萩田のトリオでお届けする第2弾です。

作詞は竜真知子。タイトルは爽やかですが、歌詞を良く見ると刹那的で大胆なアバンチュール物。真夏の島で燃え上がった二人だけど、都会に戻ってあなたを忘れる私を許して、という結構な内容。いつわりじゃない 幻じゃないと言い訳してますが、随分じゃない?。ただの遊び人か。全編二人の関係に終始した歌詞には口を挟む余地はありません。

作曲は都倉俊一。C-A-A”-B-A”-B-Cの構成。しゃれた導入部のCメロ。マイナーへ展開するAメロはクリシェっぽく広がるメロディーが心地よいです。再びBメロでメジャーに戻ってちょっと地味目に終わります。最初のCメロでがんがん押した方がもっとキャッチ-になったかも。楽曲は同年デビューの倉田まり子「HOWワンダフル」にピンク・レディーの「波乗りパイレーツ」のお気楽さを加えた感じか。

アレンジは萩田光雄。歌謡ロック系のギターは唸るし、シャッフルビートが利きまくってカッコ良いです。間奏はオーケストラの神様らしくストリングスを強調。コーラスもお洒落に盛り上げます。ピアノも重量感有るし萩田光雄が存分にその実力を発揮したとでもいいましょうか。

ボーカルはちょっと苦手なちりめんビブラート系。下手ではないですが、ビブラートに何とも言えない不安定なものを感じるのは僕だけか?。声質とか発音とかにはニューミュージック的な着想が有る気がします。

デビューで好スタートを切った彼女でしたが、後が続きませんでした。ルックス的にも沖縄産おさるさん風で目指すは実力派ボーカリストだったと思うのですが、アイドル風ニューミュージック系展開を狙った割にはしっかり歌謡曲してます。この曲はそこが良いのですが。(from『Born Free』)

 heaven and earth
 


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