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第52話「デストロン最後の日」

放映日:1974.02.09
登場怪人:デストロン大首領、鬼火セイウチ、バショウガン、死人コウモリ、サイタンク
脚本:鈴木生朗 監督:内田一作

プルトンロケットと共に、大空に散っていったライダーマンへ「仮面ライダー4号」の名を送ったV3は、今もなお、ザリガーナとの死闘を続けています。
が、決着も付かないまま、戦闘員達が煙幕弾のような物を投げてきてその煙幕に紛れて、ザリガーナは一旦撤退します。

その後志郎は、プルトンロケットの爆破と、結城丈二の死をおやっさん伝えます。仮面ライダー4号の名を送ったと伝えると、首領を探しに志郎は再びアジトに入って行くのですが、既にデストロンはアジトを放棄していました。
壁のデストロンマークが気になった志郎は、手刀でその壁掛けの一部を破壊すると、中には無線受信機(小型スピーカー)が埋め込まれていました。すると、その受信機はまだ壊れていないようで、首領の声で、デストロン各幹部達に、D作戦の命令が発せられました。

場面は、ダムやビルが破壊されるシーンに変わりました。ひとつ気になったのですが、ガソリンスタンドが破壊されるシーンって、ジャイアントロボ・サタンローズの回の、バンクフィルムではないでしょうか?

一方、ライダー隊本部には、シゲル君からデストロンに襲われていると、SOSの通信が入りました。死人コウモリ、鬼火セイウチの再生怪人達が少年ライダー隊を襲ってます。そして、次の瞬間には、本部の床下からザリガーナが現れ、ドアを突き破って鬼火セイウチ(はやわざですね)も乱入し、純子さんを連れ去ってしまいました。

本部に戻り、おやっさんを助け起こした志郎は、先ほど手に入れた受信機への発進電波を辿って、アジトらしいところへ来ました。案の定、待ち構えていた戦闘員達が襲い掛かって来ますが、これを全てなぎ倒し、志郎は奥へと進んで行きます。

デストロンマークが描かれた扉を開けると、そこにはかつて倒した、死人コウモリ、鬼火セイウチ、バショウガンの剥製が並んでました。しばらくするとヨロイ元帥が現れ、純子さんやライダー隊員達の人質を、志郎に見せます。
死刑にされると聞いた志郎は、「ヨロイ元帥、許さん!」と、ヨロイ元帥に向かって行くのですが、剥製だと思っていた再生怪人達が、志郎を取り囲みます。怪人達に襲われながらも、V3に変身するのですが、隣室の落とし穴に落とされ、V3には特殊金属の粉末が掛けられてしまいます。「貴様の体はやがて溶けていく」とヨロイ元帥が語ります。どういうカラクリなんだろう?(Aパート終了)

さて、人質になっている純子さん達は、港の橋のような所に逆さ吊りにされ、満ち潮と共に海の中に入れられようとしています。その頃、おやっさんもシゲル君が発した電波を辿って、アジト付近まで来ました。V3はと言うと、完全に埋まってしまったものの、ダブルタイフーンの全エネルギーを開放して脱出しました。おやっさんから純子さん達の居場所を聞いたV3はおやっさんをハリケーンの後部シートに乗せ、現場に急行します。(ここから歌入りの『V3アクション』が流れ、子門真人氏の熱唱が、雰囲気をかなり盛り上げてくれます)

純子さん達をおやっさんに託し、V3は戦闘員達と戦います。
ヨロイ元帥もザリガーナに変身しますが、V3に甲羅の足のようなものを次々ともぎ取られ、「おのれV3。こうなったら奥の手だ!」と、背負っていた甲羅を自分の足で砕き、「甲羅崩し!」とその破片をV3に投げつけます。

ああ、奥の手がこれとは、なんて情けない!って思った方は、私だけではないでしょうな。「どうだV3!どうだぁ!」と叫びながら投げ続けるのですが、結局甲羅崩しはひとっつもV3には当たらず、自慢のハサミももぎ取られ「V3フル回転キック」を受けたザリガーナは、ヨロイ元帥に戻って、首領の元へ逃げるのでした。「首領!私を見捨てないでくれ!」と哀願するヨロイ元帥に対し、首領は「未練者め!お前はもう役に立たん。死ぬのだ!」と、非情にもヨロイ元帥を抹殺してしまいます。

爆発によって開いた穴から、V3は奥に進むと、トンガリ帽子の黒装束をまとった首領に対峙しますが、親衛隊にその行く手を阻まれます。親衛隊を払いのけ首領に近づくと、首領はまたしても姿を消しますが、そこにはデストロンマークの壁掛けがあり、V3はこれを回し隠し扉を開け中に入って行くと、そこには白い布に覆い隠された謎の物体が、「とうとうここまでやって来たな、仮面ライダーV3」と不気味に語り掛けます。
「貴様がデストロンの首領か?正体を見せろ!」と言うV3に対し、首領は「私の正体を見た者は死なねばならん。それがデストロンの掟だ!」と言いますが「黙れ!そんなこけおどしにのるV3ではない」と、V3は首領の正体を暴く為、白い布を剥がします。
すると、中から出て来たものは、不気味な笑い声を発するガイコツでした。「ふふはははは…如何にも私は、地球の人類に死をもたらす死神なのだ!」とV3に迫るガイコツ首領。しかし、肋骨の中に心臓をみつけたV3は、「死神は地獄に行け!」とその体をバラバラにします。

床に落ちた心臓からは、血が流れ首領の最後かと思いきや、まだ頭蓋骨からは声が聞こえます。V3はその頭蓋骨を叩き割ると、中からテープレコーダーが出てきて、「これで私は死ぬ。だが、貴様も一緒に死ぬのだ!」と言ったと同時に、アジトは爆発しました。

なんか、ゲルショッカーの首領の最後と、殆ど同じような展開のような気がしますね・・・実際、デストロンは滅びたんですが、悪の権化がこれで終わった訳でないのは、次シリーズ以降が証明してますね(ストロンガーで、一応決着はつけましたけどね

ラストは、おやっさん、純子さん、シゲル君の三人が、夕陽を見ながらデストロンが地上から消えた事を喜ぶ一方で、志郎の安否を気遣う純子さんにおやっさんは「あいつはきっと何処かにいる。人類に危機が訪れる時、あいつはきっとやって来る」と語ります。純子さんは「志郎さ~~ん!」、シゲル君は「風見さ~~ん!」と、海に向かって叫ぶのでした。
エンディングナレーションの中、夕陽を浴びながらバイクで去り行く、風見志郎のシーンで、本当にV3は「おわり」となりました。

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