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第45話「デストロンのXマスプレゼント」

放映日:1973.12.22
登場怪人:サイタンク
脚本:鈴木生朗 監督:折田至

「サンタが街にやって来る」のメロディーが流れる街はクリスマス気分でいっぱい。賑やかに人々が行き交います。
そんな中、石焼き芋の屋台をひく、ヒロシ君姉弟とお祖父さん。サンタクロースが、ヒロシ君にチラシを渡します。チラシには「ことしさいごの幸運をあなたに差し上げます。四丁目角 幸運の家」とあります。お祖父さんから許しをもらったヒロシ君は、嬉しそうにジングルベルを歌いながら、幸運の家へと道を急ぎます。そして、万国旗の飾られた建物「幸運の家」を見つけました。あまりに嬉しそうなヒロシ君の様子はスローモーションです。

その中に入ると、既に何人もの少年達が集まっています。そこにサンタクロースが現われ「皆さんは勉強も運動も良くできる選ばれた少年達です」と、彼らにプレゼントとして果物を渡します。すると、サンタはおもむろに「これを食べて…デストロンの仲間になるのです」と言い出しました。突然のことにシーンとする少年達。やがて「ぼく帰る」と立ち去ろうとします。「そうはいかん!」とサンタは、ブラックサンタに変身(ブラックサタンではありあません)。デストロンは、優秀な少年達を誘拐し、デストロンの幹部候補生として訓練させようというのです。しかし、少年達の中にライダー隊員がおり、本部に連絡。

連絡を受けるライダー隊本部の純子さんと立花のおやっさん。しかし、通信は途切れてしまいます。幸運の家では、ブラックサンタが、ライダー隊の少年をいたぶっています。と、そこに「こんなところに子どもを連れ込んで何をやっている?!」と警官が踏み込んできますが、たちまち殺されてしまいました。

「発信地は…この辺りだが…」と風見が到着。幸運の家を発見。中に入っていきます。誰もいません。ライダー隊のペンダントを拾う風見。そこに「お待ちしてましたよ、風見志郎さん」とブラックサンタが出現。戦闘員も現れ、風見に襲いかかります。
さらにサイタンクも出現。突き飛ばされた風見は、壁を突き破って屋外へ。戦闘員をなぎ倒しつつ突進してくるサイタンク。風見は、これを危うくかわし「おのれ~、変身!ブイスリャー!」とV3に変身。すかさず、サイタンクにV3パンチを浴びせます。しかし、これをなんなく跳ね返すサイタンク。続いて、V3フルキック!なんと、これも跳ね返してしまうサイタンク。強敵です。その上、V3の両足をつかむとこれを振り回しハンマー投げ!遙か彼方に放り投げられてしまうV3。「いいぞ、サイタンク」と、この様子を近くの崖の上で見ていたヨロイ元帥はご満悦。

さて、再び街の中。帰りの遅いヒロシ君を心配するお姉さんとお祖父さん。そこに結城丈二がやって来ました。結城は、この家族と知り合いのようです。ヒロシ君の帰りが遅いことを知らされ、例のチラシを見せてもらいました。
すると、チラシに浮き上がるデストロンのマーク(あぶり出し?)。さっそく、ヒロシ君を捜すため、結城はクリスマスで賑わう街の中へ。後をつける怪しい黒眼鏡の男。ここでCM。

夜道を歩く結城。そこへ、突然「旦那は…ヒロシという少年を捜していらっしゃるんじゃあいませんか?」とサンタクロースが話しかけます。そして「デェ~ストロン」の声と共にブラックサンタに変身。ヒロシ君を誘拐したことを告げます。ヒロシ君が両親を亡くし、姉とお祖父さんと3人暮しであることを知る結城は「あの子をなんとか返してやってくれ」と頼みます。しかし、ブラックサンタは「V3を消せ、そうすれば他の子供達も返してやろう」と応え、「よぉく考えてみることだな」と言い残し、立ち去ってしまいました。結城はその場を立去る振りをしつつ、去りゆくブラックサンタの様子を伺います。マンホールの中に消えるブラックサンタ…。

そして、翌日。デストロンの訓練場。少年達が訓練させられています。なぜかレオタードを着せられており、とっても寒そうです。
そこに現われる結城。マンホールを通ってブラックサンタの後をつけてきたのでしょうか。彼は少年達を助けようとしますが、ブラックサンタが出現、そしてサイタンクに変身。V3でさえ歯の立たなかったサイタンクです。たちまち結城を取り押さえ「子供達を取り返したくば約束どおりV3を消すことだな!」と迫ります。

さて、ヒロシ君一家の住む「ひまわり荘」。一夜あけても戻ってこないヒロシ君を心配する、お姉さんとお祖父さん。玄関の外では、その様子を伺っている結城丈二。 複雑な表情をしています。ちなみに、「ひまわり荘」とは、第39話の修一くん姉弟の住んでいたアパートと同じ名前ですね。

一方、ライダー隊本部では、昨夜多くの少年達が行方不明になったことに、おやっさん、純子さん、そして風見の3人が表情を曇らせています。
すると、表のスポーツ店に結城丈二が。「お客さんだわ」と応対に出る純子さん。結城は、彼女に「風見に会いたい」と告げます。出てきた風見に「あんたに話したいことがある。捕われた少年達のことだ」と、彼を連れ出します。

バイクを走らせる風見と結城。その途中、風見が唐突にバイクを止めます。そして、結城に「立花スポーツ店に行けば俺に会えると誰が言った?君がそれを知るはずはない!」と問い詰めます。苦渋の表情の結城は、突然「勝負だ!」と殴りかかります。「あの子達を救うには、これしかないのだ!」「結城、目を覚ませ!…デストロンは…君のような男のいるところではない!」「デストロンの悪口を言うな!」「君はデストロンを錯覚している!」「違う!!」もみ合う二人。

ついに結城はライダーマンに変身。スイングアームで風見を追いつめます。しかし、ライダーマンの足元が崩れた隙をついて、風見もV3に変身!再び、V3対ライダーマンの戦いです。BGMは「走れハリケーン」のメロオケ。パワーアーム、ロープアームを駆使して戦うライダーマン。
すると、突然、近くの崖が爆発。その中から飛び出してくるサイタンク。そのサイタンクに向って、V3マッハキックが炸裂。しかし、あろうことか、特訓の末に体得し、あの強敵、死人コウモリを倒したマッハキックを、サイタンクは跳ね返してしまいました。
さらに、V3は、間髪入れずハリケーンに跨ると、これで体当たり、ハリケーンダッシュです。なんとなんと、これまでも受け止めてしまうサイタンク。恐るべき強敵です!
そこにライダーマンのロープアームが伸びます。動きを止められたV3に、サイタンクがブルドーザーを押しつけてきました。押しつぶされるV3。危うし、V3!

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