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第43話「敵か味方か?謎のライダーマン」

放映日:1973.12.08
登場怪人:カマクビガメ
脚本:伊上勝 監督:内田一作

今回から、オープニングの画面がV3の乗るハリケーンと戦闘員のバイク戦に変りました。私は、あの大爆発と共にハリケーンがジャンプするタイトルバックが大好きなので、ちょっと残念な気も…。そして、勿論、今回から「結城丈二 ライダーマン 山口暁」の名がクレジットされます。

東京湾、御台場の桟橋(かな?)。
その地下にあるデストロンのアジトでは、ヨロイ元帥と5人の最高幹部(黒装束に尖りマスク)が円卓を囲み、デストロン科学グループの結城丈二に対する裁判が行われています。皆が死神のカードを出しました。判決は死刑!
早速、その旨を首領に報告するヨロイ元帥。「殺すには惜しい科学者だが…」という首領に対し、ヨロイ元帥は「首領!お言葉ですが、結城丈二はこれまでに数々の裏切り行為をした男です!」と反論。それを受けるかのように、「最高幹部の決定は私の決定と同じだ。結城丈二の死刑を命令する!」と首領。

実験室では結城丈二が白衣姿の白戦闘員と何やら実験らしきことをやっています。そこに、結城を逮捕するために踏み込んでくる戦闘員とヨロイ元帥。これに、激しく抗議する助手達。「逆らえば貴様達も同罪だ!」とヨロイ元帥は助手達を恫喝します。そんなヨロイ元帥に向ってさえ「君に僕の助手に反論する権利はない」と毅然とした態度の結城。
しかし、彼は「首領には僕の口から説明する。きっと何かの間違いだ…すぐ戻る…実験を続けてくれ」と助手達に告げ、称揚と縛につきます。彼が連れ去られた後、ヨロイ元帥は「くだらん実験なぞ、する必要はない!」と叫び、実験器具を叩き壊します。何やら、結城に対する憎悪のようなものを感じます。

処刑室。
硫酸プールの上に逆さ吊りにされている結城。首領に弁明する機会なぞ与えられる間もなく、今、まさに結城の処刑が執行されようとしています。「これは、貴様の罠だな!」と叫ぶ結城。ヨロイ元帥は答えます。「貴様は…いずれデストロンの大幹部になる。だが、俺には邪魔な人間だ。俺の地位が危うくならんうちに貴様を殺す!」そして、結城を吊っているロープがゆっくりと下ろされます。結城の右手が硫酸のプールの中へ!叫び声を挙げる結城!
と、そこへなだれ込んでくる結城の助手達。時を同じくして時限爆弾の爆発!助手達が仕掛けたようです。彼らは傷ついた結城を連れ、デストロンのアジトから脱走。

辺りを捜索する戦闘員達。しかし、脱走した結城達は見つかりません。
彼らは、下水道の中に隠れているのです。右腕を失った結城は、うめき声をあげつつも、アタッチメント装備できるよう腕の手術をすることを助手達に依頼します。「危険です!」と一度は断るものの、「大丈夫だ…死にはせん…ヨロイ元帥に復讐せずにはおかん…」という悲壮な決意の結城を前に、助手達は手術を承諾します。ちなみに、この時には、助手達は既にマスクを取り、素顔になっています。

一方、結城達を発見できないことに苛立つヨロイ元帥。
しかし、結城が重傷を負っていることから、重傷→治療→医療関係者と、結城や助手達の家族に医療関係者がいないかを調べさせ、助手片桐の妹が看護婦であることを突き止めます。

下水道の中では、結城に対する手術が開始されています。唸るドリルの音。叫び声をあげる結城。なんだか、もの凄い手術です。
やがて、結城は気絶。手術が終わり、助手達は、結城に白衣をかけました。なぜか、顔まで掛けてしまいます。死んだ訳じゃ無かろう…と、思わず突っ込みたくなります。
それはともかく、この助手達、凄い手術をするわりには、どうも結城の治療に自信が無いようです。そこで、片桐が、看護婦の妹を呼びに行きました。

兄からの連絡を受けて、勤め先の病院から即座に指定の場所に向う片桐助手の妹、幸江。彼女が乗ったタクシーの後を、デストロンの戦闘員を乗せた車が尾けていきました。その様子を、医師に変装して見張っていたのは、なんと、立花のおやっさんです。デストロンの無線連絡でも傍受して、先回りしたのでしょうか。それはともかく、おやっさんはライダー隊本部に連絡します。

落ち合う片桐兄妹。そこに戦闘員が現われます。尾行していたのですから当然です。とにかく、妹を結城の許へと急がせる片桐。しかし、彼は、カマクビガメにより橋から川に投げ込まれてしまいました。
一方、片桐の妹さんは戦闘員達に追われています。そこに風見志郎が登場。彼女を逃がします。そして、戦闘員に、なぜ彼女を追うのか訊こうとします。が、戦闘員が「脱走者の…」と言いかけたところに、カマクビガメが現われ、戦闘員を殺害。カマクビガメは、妹さんを追跡するため即撤退。と、ここでCM。

さて、風見のお陰で逃げ延びた幸江さん(片桐の妹さん)は助手達と合流し、片桐の戻るのを待っています。妹さんは結城の容態が気になり、彼の許へ行きます。と、そこへ「俺だ。片桐だ」の声。しかし、それはカマクビガメでした。逃げる助手達。しかし、カマクビガメの投げる子亀から噴出するデストロンガス。「結城さん!我々の仇を…」の声を残し、助手達は皆殺しにされてしまいました。そして、カマクビガメは、ついに下水道の中で結城を発見。
と、そこにスッと現われる謎の男。そう!ライダーマンです。「ライダーV3?!違うな…」と訝しがるカマクビガメに、「復讐の鬼だ!」 と答えるライダーマン。彼は、電流を床に流し、その隙にパワーアームとロープアームを駆使して、幸江さんを連れ下水道から脱出。しかし、屋外に出たところで、カマクビガメに追い付かれてしまいます。

そこにV3が登場。
V3ホッパーでカマクビガメを追跡して来たのです。V3は、ライダーマンと幸江さんを逃がし、カマクビガメを戦います。しかし、海中に投げ込まれたカマクビガメは「ホッパーでも水中までは追跡できないだろう!」と言い捨て逃走してしまいました。

場面は変り、風見がバイクを走らせていると、立花のおやっさんが片桐を担いでやってきました。風見は、妹さんは見失ったが、不思議なヤツと一緒にいたことを片桐に伝えます。片桐は、「その人の目的は復讐です。その人はデストロンのアジトを襲うでしょう…」と言い、アジトの場所を伝えようと、線路の枕木に何か書き記しますが、「御台場の…」と言い残し絶命。書き記されたのは、四角形が4つ。風見は、これを御台場にある船だと推理しました。

その頃、カマクビガメの追跡を振り切った結城丈二は、復讐のためデストロンのアジトに向おうとしていました。これを止めようとする幸江さん。しかし、これを振り切って、結城は行きます。ライダーマンに変身し、バイクに跨ります。

アジトへの潜入しようとしているライダーマン。BGMは「デストロン讃歌」のメロオケ。不気味なイメージのある曲です。妨害する戦闘員をロープアームで海に投げ込みます。
そして、アジトに侵入。

待ち受けていたヨロイ元帥。「ライダーマンが結城丈二に代わって復讐に来た!」とライダーマン。
しかし、ヨロイ元帥は、この場所を知っているのは結城丈二だけだと、即座にその正体を看破。
そこにカマクビガメが現れ、結城丈二に襲いかかります。待ち伏せされていたのです。

苦戦し、そして、追いつめられるライダーマン「ヨロイ元帥を前にして残念だ…」。安心したのか、ヨロイ元帥はその場から消えます。すると、カマクビガメは小亀をライダーマンに投げつけます。小亀からはデストロンガスが!!苦しむライダーマン。一方、その頃、V3はデストロンのアジトに向うべくハリケーンをとばしています。危うし、ライダーマン!

さて、エンディングも今回から変りました。こちらは、歌も「少年仮面ライダー隊の歌」から「走れハリケーン」に変っています。画面は、疾走するハリケーンの空撮から、怪人や戦闘員達との戦いに変りました。

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