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第36話「空の魔神 ツバサ軍団」

放映日:1973.10.20
登場怪人:火焔コンドル
決め技:ビッグスカイパンチ&ビッグスカイキック
脚本:伊上勝 監督:内田一作

前回のラストからの続きで、ツバサ大僧正のシルエットから始まりました。
チベットの卍教(どっかで聞いた事あるような)の教祖として恐れられる・・・と、首領にプロフィールを紹介されるツバサ大僧正ですが、彼は「ツバサ大僧正のツバサ軍団は、世界に恐れるものの無い最強軍団」と豪語しております。豪語した割には、人員が少なかったなぁ・・・と思ってしまった私です。

一方、東京上空には、謎の鳥の群れが飛び交っていました。これを追う風見志郎と佐久間ケンですが、途中で見失ってしまいます。
と、その時、「何かお探しかな?」とインド風と言った方がいいのか?チベット風と言った方がいいのか?私にはよく分からない謎のお坊さんが二人に声を掛けてきました。彼は少々オーバーアクション気味に、演技をしています。(まあこのお坊さんが、今回のポイントとなりますのでお忘れなく)

場面は大きな会社に切り替わり、社長の竹村氏が電話を取ると「竹村社長お前の工場をデストロンで使う」と脅迫めいたものでした。
当然、竹村社長は相手をしなかったのですが、その自宅に例のお坊さんが来て「タスキ~パ~ル~パ~ネ~ヤラマ~ヒ~」とお経のようなものをあげています。最初の内は、なんか変なお経だなぁって、軽く受け流して聞いていたのですが、この後も何度か聞いている内に、おや?って思ってしまいました。キバ男爵の「ン~ドローミス」同様、ひっくり返すと意味が分かります(笑)

彼はこの家には悪霊が棲みついていると竹村社長に言ってますが、社長は全く相手にしません。
その夜、自室でブランデーを飲みながらも、落ち着かない社長。実は昼間の電話で、12時に命を狙われると脅迫されていたのです。
そして、予告通り12時になると、不気味な声が部屋に響き、白い布を剥いで「火焔コンドル」が出現しました。(出身:南アメリカのインカ帝国の遺跡)竹村社長を呪いの炎で襲うと、夜空に飛んで行ってしまいました。(結局、律義に約束を果たしに来ただけだった>火焔コンドル)

次のターゲットは、どうやら原子科学研究所の井沢所長宅です。
その娘のトシ子ちゃんは、すっかりこのお坊さんを信じてしまい、家の中に入れて祈祷してもらう事になりました。
この事をシゲル君から聞いた志郎は、不審に思いその住所を確認します。案の上、火焔コンドルは原子研究所をデストロンに渡すよう井沢所長を脅迫しますが、そこに笑い声と共に志郎が登場します。志郎は火焔コンドルの炎を避け、V3に変身して外に出た火焔コンドルを追っていきます。「待てぇ!」と外で待っていた火焔コンドルですが、初登場時には腹に付いていた鳥の足が付いていません。どうやらこの足は収納可能な足のようです。この後、カットによって付いていなかったり、付いていたりとバラバラです。火焔コンドルは大空高く舞い上がり、逃げていきますが、V3もホッパーを飛ばします。(Aパート終了)

ハリケーンで追いかけて来たV3に、火焔コンドルは妨害電波を流し、V3のレーダー機能(?)を一時麻痺させ、例の足でV3を掴み(こういう使い道があるのか?)大空に連れて行きます。空中戦に慣れてないV3は堪ったものではありません。地上に叩き落とされ、火焔爆弾(?)の攻撃を受けて、爆発した後、志郎に戻ってしまいました。

デストロンのアジトでは、ツバサ大僧正が「ライダーV3も空中戦に縺れ込めば、ツバサ軍団の敵ではありません」と首領に語ってます。確かに飛行能力の無いV3相手には、実に有効な戦術です。
26の秘密のひとつにグライディングマフラーが隠されているのですが、結局、この技はTV上では披露される事はありませんでしたが、もしこの能力にV3が気付いていたら、このツバサ軍団との戦いは、もっと楽だったでしょうな・・・ま、私としても、この技は出さなくて正解だったと思います。何故なら、V3の特訓シーンが見れなくなってしまいますから。でも、ナイフアルマジロの時みたいに、特訓の中で気付いた・・・って事も好みですが。

さて、本題のストーリーに戻しましょう。
V3が消えた炎の跡を眺める例のお坊さんが高笑いをしています。そして血の跡を見つけると、デストロンで誰もが為し得なかった打倒V3を心に誓うのです。(もうお分かりですね、こいつが火焔コンドルです)それにしても、このお坊さんホントに演技がオーバー気味です。舞台俳優さんだったのでしょうか?

場面は転じて、鉄塔の付近に呼び出されたおやっさんは、志郎に空を飛ぶ為のトレーニングを依頼されます。最初は猛反対するおやっさんですが、志郎の熱意に負け、協力する事になりました。何度も何度も、鉄塔から飛び降りるV3。このようにして、仮面ライダーV3はどんな強敵にも諦めずに立ち向かって行く事を、当時の少年だった我々に教えてくれたのですね。

火焔コンドル坊さん(いいのか?こんなネーミングで)は、今度はライダー隊本部のあるセントラルスポーツ店の前にやってきました。ツバサ軍団の隠れ家を探そうと目論む純子さんは、シゲル君と共に後を付ける事にしました。
で、ケンはというと・・・「ケンちゃんは連絡係りね」と純子さんにまで、お留守番という役割を決められてしまいました(笑)

例の「タスキ~パ~ル~・・・」と、お経を唱えながら、奴は奥多摩丘陵にある機関車公園に入っていきました。
それを追う純子さんとシゲル君はまんまと捕まってしまい、純子さんの通信機でおやっさんが一人で来いと連絡を受けました。
機関車公園に着いたおやっさんに、人質である珠姉弟を見せ、V3の居所を聞き出そうとした時、V3は機関車の前面ハッチ(でいいのかな?)から登場し、火焔コンドル達と最終決戦を始めます。特訓の甲斐もあり、空中戦では火焔コンドルにもひけを取らなくなったV3は、ハリケーンを呼び、ハリケーンのシートを踏み台代わりに更に跳躍力を上げて、「ビックスカイパンチ」「ビックスカイキック」の二段攻撃で、火焔コンドルを倒しました。

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