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第17話「デビルスプレーは死神の武器」

放映日:1973.06.09
登場怪人:スプレーネズミ、クサリガマテントウ
脚本:島田真之 監督:田口勝彦

夜、教会で神父様が祈りを捧げています。そこにスプレーネズミの黒い影が。神父様を殺害し、これと入れ替わります。

場面は変って、誰かの結婚式。
これを外から羨ましそうに眺めている男女、アキオとユリ子。二人は婚約者同士だけど、貧乏で結婚式を挙げられない様子。結婚式を羨ましがる二人の会話を立ち聞きしていたさっきの神父が、無料で結婚式を挙げてやりましょうと話しを持ちかけます。そして、その条件は、誰にも知らせぬこと。しかし、ユリ子は一人だけ知らせてもよいかと尋ねます。
神父はそれが女性だと知るとこれを了承。明日の1時と約束し、結婚式が挙げられることになった二人は、嬉しそうに去っていきます。

そして、いきなりドクトルGのアップ。「デビルスプレーの実験台は見つかったようだな」とドクトルGがさっきの神父に話しかけています。このデビルスプレーとは、40度以上の高熱に二日間苦しみ、三日めには悶え死ぬという代物。

うーむ、タダより怖いものは無いというところでしょうか。まぁ、神に仕える神父であれば、その無償の行為も納得がいく余地がなくもないけれど、世の中、そうそう甘い話しがころがっている訳はなし。だいたい、誰にも報せるなというのは怪しすぎですよね。

そんなこととは全く知らない二人は、お決まりのあのシーン。河原で、スローモーションの追いかけっこ。だいたい、海辺もしくは河原で互いに名を呼び合いながら追いかけっこをしたことのある人って、どのくらいいるのでしょう?
私も既婚でありますが、さすがに、これはやったことありません。河原で「アキオさ~ん、待って~」「ハハハ…」ってやりながら、思わず道に飛び出すアキオ。

そこに、バイクに乗った風見志郎が通りかかり、危うく急ブレーキ。「危ないじゃないですか!」と風見が注意すると、「嬉しかったので、つい…」だって。ユリ子から明日教会で結婚式を挙げることを聞き、風見が「ほう、どこの教会ですか?」と尋ねると、そそくさと去ってしまう二人。と、その時、バイクのバックミラーにデストロンの戦闘員の姿。風見は、自動車で逃げる戦闘員を追いますが、見失ってしまいます。

さて、その翌日。
少年ライダー隊本部。風見が昨日の出来事をおやっさんに話していると、妙に着飾った純子さんがシゲルと一緒に入ってきました。純子さんは、山の上教会で行われる親友の結婚式に呼ばれているのです。それも、呼ばれているのは純子さん一人というではありませんか。風見志郎は怪しみます。

そして、山の上教会でアキオとユリ子の結婚式が始まります。
列席者は、純子さんただ一人。ところが、誓いの言葉を交わす段になったら、神父が突然「デビルスプレーの人間モルモットとなることを誓いますか?」などと宣います。これには、さすがの二人もびっくり。スプレーネズミが正体を現し襲いかかります。そこへ、すかさず登場するのが、我らが風見志郎。純子さん達は、逃げ出します。

しかし、風見が戦闘員に煩わされているうちに、アキオはデビルスプレーをかけられてしまいます。純子さんとユリ子さんは、危うく風見に助けられ、アキオを連れて逃げていきました。そうなれば、風見はV3に変身してスプレーネズミに立ち向かいます。
しかし、これがなかなかの強敵。変身するなりV3キックを繰り出すV3を、バカでかい金属の右手で叩き落としてしまいます。
V3も負けずに、その右手の攻撃を26の秘密の一つ「特殊強化筋肉」で防ぎ、再度のV3キックでとりあえずこれを撃退。

CMあけて、顔に緑の斑点を浮かべ、ベッドの上で悶え苦しむアキオ。沈痛な面もちのユリ子・純子・風見。佐々木医師が風見を他の部屋へ呼び、顕微鏡を覗くよう促します。「こ、これはペストではないか!」という風見に、佐々木医師は、それはペストとは違う全く新種の病原菌で、今のところ治療法はないと答えます。この佐々木医師、風見とは旧知に仲のようです。
と、そこへ、おやっさんから電話が。セントラルスポーツ(ライダー隊本部)の周りに怪しい男が彷徨いているとのこと。それにしても、病院でかかってきた電話をいきなり取ってしまう風見って、すごい。おやっさんからの電話だから良かったけど。

さて、おやっさん達は、その怪しい黒づくめの男に話しかけます。
すると、デストロンから逃走してきたとのこと。怪我をしているので、とりあえず本部の中に運び込みます。そこへ、風見が戻ってきます。さらにユリ子さんまでやって来て、アキオの容態が急変したことを告げ、沈み込みます。風見達は、黒ずくめの男のことは忘れて、ユリ子さんを慰めます。ところが、鏡に写った男の姿は、なんとクサリガマテントウ!(その瞬間、画面は暗くなります)風見とおやっさんは、これに立ち向かいますが、クサリガマテントウはユリ子さんを浚って逃走。追跡する風見。

その様子をモニターしているドクトルGとスプレーネズミ。ドクトルGは、クサリガマテントウは風見を倒すだろうと楽観的です。そして、スプレーネズミにデビルスプレーを東京にばらまくことを命じます。
お爺さんは山に芝刈りに、お婆さんは川に洗濯にでありませんが、クサリガマテントウは風見を倒しに、スプレーネズミは東京に病原菌をばらまきに、という所でしょうか。
追跡してくる風見を、クサリガマテントウと戦闘員達が待ち伏せます。変身してこれを迎え撃つV3。その一方で、スプレーネズミは、都内各所でデビルスプレーをまき散らしています。悶え苦しむ犠牲者達。デストロンの総攻撃が始まったと、緊張するライダー隊の面々。

さて、クサリガマテントウと死闘を繰り広げるV3ですが、クサリガマテントウの鎖鎌が木に絡みついた隙をついて、ユリ子さんを助けるため、彼女が連れ込まれた例の教会に飛び込みます。
しかし、そこには誰もいない。ひとりでに閉まるドアに窓。おもむろに流れ出す葬送行進曲のメロディーと共に「ラーイダV3」と呼びかけるドクトルGの声。「このメロディーが終わるとき、貴様は地獄に送られる!ファッハッハッハ!」
V3は時計の音を聞きつけ、聖書を開けると、そこには時限爆弾が!大音響と共に吹き飛ぶ教会!!ああ、V3の運命や如何に?!

と言うわけで、次回に続きます。次回は、緊縛のクサリガマテントウが登場します。

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